「住む」ことに介入するためのリノベーションという手段

「住む」ことに介入するためのリノベーションという手段

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以前、ご案内した賃貸マンション。

この賃貸マンションだけでなく、

都心にありながら空室の目立つマンションをいくつか見てきました。

たぶん、それはバランス釜を普通のお風呂に変更したり、

畳の部屋をフローリングにするということに関して

オーナー側が払えないということが多々あると思います。

変えなくても入居する時代を知っているとそのことに投資を行わないということがあるのでしょう。

 

リノベーションは目的ではなく、手段である。

私が大学で建築を学び始めてからずっと思っていることです。

何の手段か?

それは、以前このブログでもお伝えしたように住民が自分のライフスタイルを手にするための手段。

そして、住民が自分の住む場所に介入するための手段。

日本において、「住む」という行為が住み手から離れた場所にあると感じています。

それをリノベーションという手段を使って住民に引き寄せる、

そんなことをできれば、と考えています。

 

具体的には、先の賃貸マンションのとあるプロジェクトが進んだら

ご報告できれば、と思います。

 

(sagayama)

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