ボツになったプランをご紹介 (2)

こんにちはokanoです。

提案したけど採用されなかった「ボツプラン」第2弾です。
前回は良かったけど諸々の理由により採用されなかったプランを
ご紹介でしたが、今回はちょっとやり過ぎた(?)ために
採用されなかったプランをご紹介です!!

(最終的にはやり過ぎたところを適切な量に調整して完成となりました)

前回ブログはこちら→「ボツになったプランをご紹介(1)」

ーーーー
今回ご紹介する物件は、、、
・49㎡の角部屋(隣は広い公園)
・コンクリートブロックの壁でトイレ&風呂が区切られている
というものです。

既存図はコチラ↓

コンパクトにまとまった使い勝手の良さそうな間取りでしたが、
ご要望は、浴槽はいらない。
フローリングが好きでないので床は前面タイル。
ベッド使わない。
本が多い。TV不要。リビング的な要素も不要。
料理しないのでキッチンは最低限でOK

という感じでした。
男性の一人暮らしで生活感が出そうなものがほとんどない!
そんな方でしたのでテーマにしたのは「アジト感」でした。
好きなものだけが集まった秘密基地みたいなイメージです。

ーーー
それでは、採用されなかったプランをご紹介!

まず、1つ目はコチラ↓

「図書館スタイル」です。
窓側エリアにスペースのふくらみがあるので、本棚のシェルフを
ズラ〜ッと並べてその膨らんだスペースを隠し、寝るスペースを
隠す案です。

スケッチにすると、、、

そして、2つ目はコチラ↓

本棚を壁として扱い、本で囲まれた寝るスペース案です。
一箇所だけ「にじり口」のような穴を設けて中に入るというのも
面白いな、と思っていたのですが。。。

スケッチにすると、、、

最後、3つ目はコチラ↓

玄関入ったら本棚がバーンッとそびえ立つ案です。
その裏に寝るスペースがあり、フトンなので昼間はリビング的に
ゴロゴロできるスペースになるかな〜と考えていたプランでした。

スケッチにすると、、、

こんな感じでした。

フトンなので寝るところは自由。なので寝るスペースは確保する
必要なしという点。
そして、本はスケッチに描かれたほど多くないということが判明し、
本棚を減らす方向で基本プランが決まりました。

ちょっと本の量が、、、やり過ぎでした(笑)

「多い/少ない」や「明るい/暗い」など程度を表現するコトバが
打合せでは飛び交うこともありますが、これって個人差が
けっこうあるんですよね、、、気をつけないと!

最終的には、本棚は「キークランプ」というイギリスの
クランプを使用し、風呂は洗面と一体になったタイル貼りの
空間となりました!


okano

 

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