大事な脇役

大事な脇役

現在進んでいる現場で、
床に遮音材が張られていました。
今回は、写真のようなフェルトとゴムを組み合わせた
マット状のものを使用しています。

人が生活している以上、
どうしても出てしまう生活の音を、
躯体に伝えないよう、名前の通り「音を遮る」為の素材です。

躯体に直接遮音マットだけが張られた状態では、
ホテルのカーペット床のイメージといいますか…、
音が返ってこない感じで体感がガラリと変わります。

現在は、このマットの上に合板が貼られています。
合板の上からでもやっぱり音が返ってこないというか、
躯体に伝わらない感じがあって、
気にかけていた床のふかふか感も合板と
フローリングの上からだと
硬すぎず柔らかすぎずちょうど良さそうです。

現場にいる時は進捗の確認と完成のイメージをしながら
ウロウロと歩き回っているのですが、
コンクリートの床って
やっぱり足が疲れる感じがあるのですが、
それも随分楽になりました。

マンションのリノベーションに付き物の遮音材、
なかなか普段見えないものですが
こんなものが入っているんですよ。

(kobayashi)

関連記事

明かりを考えてみる こんにちは、kuwayamaです。 今日は「照明」のお...
音楽と珈琲でつながる家族の時間〜ディテールを紹介!〜... こんにちは、kuwayamaです。 先日公開したばかり...
住まいを彩るもの わたしたち設計がお客様と初めてお会いしてから しっかりと住...
ショールーム訪問記ーLIXIL編 こんにちはokanoです。 昨日、新宿にあるLIXILのシ...

スタッフのつぶやきカテゴリの最新記事