開放感とはなんぞや

お客様のご要望をおうかがいする中で「開放感」という
キーワードに出会う事があります。

きっと対義語は「閉塞感」ですよね。

この「開放感」、言語の常なのですが、
現している物が使っている方によって
様々なニュアンスを持っているんです。

室内の広さを差している場合
外とつながっている感じ
眺望が抜けている様子
等々、

でもただ開けっぴろげなだけだと、
人の目線が気になってしまうので、
こちらからは抜けているけど、
向こうからはうまい事隔てられていたりする、
ちょうど良いこもり感も必要だったりもします。

やはり体感が大事な要素なので、
開放感の有無を感じるかどうか行ってみないと分からないんですよね。
図面や周辺の地図だけ見ると閉塞感がありそうだと考えるんですけど、
実際に行ってみるとちょうど良い開放感とこもり感のバランスだったり…。

冒頭の写真は現在弊社がお預かりしている物件なのですが、
売主さまは巾広のバルコニーにテント状の布を下げておられました。

都内のマンションではよくあるのですが、やっぱり隣戸との距離が近い。
簡単な方法は「カーテンで目隠しをすること」なのですが、
そうすると外とのつながり感はなくなってしまいますものね。
都心なのに開放感を演出するひと工夫、
なるほどなと思いました。

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都心で感じる静謐。

さてご自身の求める開放感はどんなものですか?

(kobayashi )

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