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お得にリノベーションをするために費用感をつかもう

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お得にリノベーションをするために費用感をつかもう
<この記事は、2017年に作成した内容の情報を2021年10月に更新したものです。>

リノベーションの費用感はわかりづらい性質があるのですが、イメージしやすくするために多くの種類の中から日常的に選んで購入しているいる洋服と比べてみました。お得なリノベーションを考える上でもこのたとえ、有効です!

住まいづくりを洋服に例えると…
洋服だと… 性質 費用のわかりやすさ 住まいだと…
A.既製服 基本的にはそのままお渡し。裾上げなど微調整のみ行う 新築・リフォーム済みの中古物件
B .セミオーダー 一定の仕様バリエーションの中でオプションを組み合わせて作っていく 中古物件の購入+リノベーション
C .フルオーダー お客様のご要望に応じて一から仕様を組み立てていく

こうして整理して見るとリノベーションの場合、

  • 「リノベーション」という言葉をそれぞれの会社が自由に使っているためAもBもCも「リノベーション」と言われている。
  • 主にCの場合、どうしてもそれぞれの物件に対応して個別に作り込んでいく、オーダーメイドの性質を多分に持っているため仕様が確定しないと値段が出せない
  • 会社によって同じことをしても、費用自体にばらつきがある

というのが費用感をわかりづらくしている主な理由だと考えています。

まずご自身が目指しているのが、A のタイプ「リノベーション済みの物件」なのか、BやCのタイプ「ご自身の理想を(程度の差はあれ)できるだけ自由に実現していきたい」というお考えのか、その二つの区別をしてみてください。Aの場合は販売価格がそのままリノベーション費用を含んだ金額ですので、ひとまず置いておくとして、EcoDecoのサイトにたどり着いていただいている…ということはどちらかというとBやCに興味がおありの方が多いのではないでしょうか。ここからはBやCの場合のリノベーションの費用感をご紹介していきたいと思います。

費用感の掴み方

それではどうやって費用感を掴んでいくかというと、少々アナログな方法ではありますが…

  1. webや雑誌などで実現してみたいイメージに近い事例を探してみる
  2. その事例に記載されている情報のうち、広さと費用を控えておく
  3. 1と2をある程度の数集めてみる

という方法が特定の会社の費用感に関わらず比較できるメリットもありオススメです。ピックアップした事例を眺めてみる際のポイントしましては、

先述のB.セミオーダーが得意な会社 か C .フルオーダーが得意な会社か

をよく見てみてください。セミオーダーを得意とする会社は一定のオプションの中しか仕様を選べない代わりに費用は定額で提供されていたり、好みのテイストや仕様と一致すれば、お得感のある価格でリノベーションすることができます。この記事ではC .フルオーダーを得意とするEcoDecoの事例の費用を少しのぞいて見ましょう。

EcoDecoの事例で多いのは㎡あたり 17〜21万円前後の事例

工事費の額は実際に工事するタイミングによっても変動するため、直近のEcoDecoの公開している事例をみてみると、㎡あたりの単価に換算すると、17〜21万円ほどかけられる方が多いです。ただし㎡あたりの単価で見ると、面積が小さな事例ほど、どうしてもかかってくるお風呂やキッチンなどの設備機器のコストを割り戻す分母の㎡数が小さくなるので、

コンパクトなお部屋では㎡単価で見ると高くなる

という点もご承知おきください。

使って飾って馴染んでいく 北欧インテリアを楽しむ暮らし
94.62㎡/リノベーション費用 約1,560万円(設計費、施主支給)
㎡単価 約16.5万円/㎡

軽やかに、全力で 南青山の街を駆けるふたりのCITY LIFE

56.31㎡/リノベーション費約1, 380万円(設計費、施主支給)
㎡単価 約24.5万円/㎡

リノベのプロがこだわったのは、コスパでした
65.68㎡/工事費約1,200万円(設計費、施主支給)
㎡単価 約18.3万円/㎡

EcoDecoは高い?安い?

この㎡あたり17〜21万円前後という金額、正直に申しましてリノベーション会社さんの間では決して安い方ではないように思えます。(ものすごく高い方でもないですが…)

背景には、雑誌やwebをご覧になってEcoDecoに興味を持ってくださるお客様が、「リノベーション費用が安い」というメリットよりもご自身の「こだわりを追求するための」パートナーとしての性質をEcoDecoにお求めであるという傾向が強まっているように感じています。実際に総額だと2000万円以上の仕様を選ばれるお客様や、㎡あたり20万円を超えてくるお客様も増えてきました。結果的によりグレード感の高い仕上がりをEcoDecoに望まれるお客様が増えて来ましたので、事例として現れてくる工事費はやや上昇している傾向があります。一方で「EcoDecoのリノベーションは好みだから、それをお得に楽しみたい!」と上手な方法を取り入れられるお客様もいらっしゃるんですよ。

お得にリノベーションするためには

リノベーションのいいところは、何といってもその自由度の高さ。せっかくのリノベーションなのに洋服に例えた時に「全部既製服」というのはちょっと勿体無い気もします。とはいえコストパフォーマンスも大事にしながら、お得にリノベーションするための方法も洋服の考え方と一緒なんです。

  • ファストファッションを上手に取り入れるー大量生産された規格品でコストを抑える
  • 今持っている服とコーディネートして買うものを減らすー使える既存の設備があれば活かす
  • 必要なアイテムに絞り込むー工事には設備も人手も必要なので必要な造作を抑える

リノベーションをお得に実現する方法その1.−できるだけ造作を少なくする

お引き渡しの際は他のお客様の事例と比べて造作家具が少なかったので、とてもすっきりとした印象だったU様やN様。家具たちが入るとこんなに賑やかでステキになるんです。

スタンダードを紡いでいく
84.75㎡/工事費約1,100万円(設計費込み)
㎡単価 約13万円/㎡


4匹のねこたちと暮らす家
67.40㎡/工事費約900万円(設計費、支給品込み)
㎡単価 約13.3万円/㎡


リノベーションをお得に実現する方法その2.–既存設備を上手に使おう

S様の場合は、ユニットバスが前のオーナーさんが一度リフォームされていてキレイだったので浴室暖房乾燥機をつけただけ、キッチンもキレイだったので浄水器付きの水栓に変更した以外は変えていません。解体や撤去にも費用のかかる水回りが既存利用できたことで、大幅なコストダウンにつながっています。


既存利用でも理想の暮らし!
設備を生かして賢くリノベ

46.12㎡/工事費約650万円(設計費、施主支給品含む)
㎡単価  約14.1万円/㎡


K様の場合も、リフォームから数年経過しただけの物件でしたので、水周りは既存利用しつつ表装をリニューアル。こだわりのヘリンボーンフローリングを施工しても平米単価を抑えることに成功しています。


既存利用も上手にMIX 愛せるモノに囲まれて
59.40㎡/工事費約610万円(設計費含む)
㎡単価  約10.3万円/㎡


最後に

いかがでしたか?住まいやリノベーションに何をお求めかや、どんな物件がその時に市場に出ているかなど様々ではありますが、リノベーションの費用感を知ることが理想の住まいづくりの参考になれば嬉しいです。

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