見積りの不思議「出精値引き」

見積りの不思議「出精値引き」

EcoDecoでは、お客様の予算の中で、
ご希望を最大限叶える為に、
複数の工務店さんに見積りを依頼し、
同じことを最もリーズナブルに実現できる1社をお選び頂きます。

場合によっては、A社とB社の見積の結果に
100万円を超える開きが出ることもあるのですが、
その差の原因は、
それぞれの工務店さんの得意とする加工が
多かったり少なかったり、
忙しい時期で、工事を請けるのが難しいから、
高めの見積を出したり…
どうしても受けたいから、
見積を安めに出したり…。

この部分はその工務店さん次第なので、
話を聞いて想像してみるしかない部分でもあります。

そんな見積の中には
「値引き」
という項目がある工務店さんが多くいます。

皆さんはご存知でしょうか?
一般的には出精値引きと言われているものです。

出精値引き goo辞典
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/105854/m0u/

工務店さんの利益を削ったサービス…、
とでも言いましょうか。
見積の金額を×00万円ときりがいい金額にする為の、
数千円から、数万円の場合もあれば、
タンクレスのトイレ本体が買えてしまう位の場合もあります。

この金額が大きいときは、
けっこう気になります。

モノを減らしている訳ではなく、
純粋に利益を削っている状態なので、
それで雑な仕事をされてしまっては、
本末転倒な訳です。

お客様の視点からすると、
「あの壁のタイルをあきらめなくて済む」とか、
「あの水栓は譲りたくない」といった
要望に応えられる可能性が高くなるので、
嬉しい話のこの値引き。

良い仕事をしてくれる工務店さんなら、
ちゃんと職人さんが納得して仕事をしてくれる
バッファはまだ残してくれているはずで、
「ありがとうございます!」と
工務店さんの言葉に甘えさせてもらうことになります。

不思議な項目「出精値引き」ですが、
間に入る私たちとしては
お客様の大事なお金が一番活きる形になっているかを
よく考えていきたいと思っています。

(kobayashi)

関連記事

【Natsukiの♪東京いい街・知らない街♪】夕焼けが似合う、谷中の街... 今回プラプラしたのは、文京区「谷中エリア」! 前々回の記事で...
スタッフのおすすめしたい街(東急世田谷線)... こんにちは。 今日は朝から世田谷区役所に行ってきました。 ...
初 武蔵小杉でのプロジェクトがスタート!... 東急東横線武蔵小杉。 今も発展を続ける、タワーマンションの建...
ボーリズの建築・3〜ジブリに出てきそうな自宅〜... 先日、ウィリアム・メレル・ボーリズの建築を見てきました。最終...

スタッフのつぶやきカテゴリの最新記事