こんにちはokanoです。
もう毎日が暑くなってきましたね、、、。
さて、前回の物件探しのキホンVol.3では、リノベーション前提で物件探しを
する際の予算計画は、
(A)不動産(物件購入)にいくらかかるのか!??
(B)買った後、リノベーションにどのくらい費用がかかるのか!???
という2つの費用感を知った上で、その合計で計画を立てる必要があるという
話をしました。
お金を出す財布は1つですから、不動産にいくら使って、リノベにいくら
使うのかは、予めちゃんと計画しておきたいものですね。

そして、ここからスタートするためのポイントは2つあります!
その2つはEcoDecoのコーディネーターがお客様と物件探しの話をする際には
当然のように考えていることなので、EcoDecoスタッフと話をするのが一番近道!
ですが、、、キホンということで!
【まずは、自分にあったバランスで計画しましょう】
まず、みなさんがスタートラインに立った際に目の前にあるコトは、
予算配分だと思います。
ずら〜っと並べた希望条件から出てきた物件価格(例えば4000万)と、
好きなリノベ事例に記載されているリノベ費用(例えば1200万)を
単純に足し算すると5200万!(と仮に設定します)
この5200万は変動金利0.8%/期間35年の住宅ローンだとすると、
月々約14万の支払いになる借入額です。
「いや〜ちょっとしんどいなぁ、、、それとは別に管理費や修繕積立金も
毎月払うことになるから、月々のローンの支払い額はやっぱり12万くらいに
に抑えたいなぁ〜」
と、なったとします。
同条件の場合、借入額を4400万に変更したら、月々のローン支払い額は
約12万になります。
じゃ〜、ここからどうします?
5200万から4400万に借入額を下げることになるので、
予算計画は800万円分のダウンをしなくてはなりません!!
(1)リノベーションは思いっきりやりたいので、不動産の方で800万くらい安い物件を探す!
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リノベ熱の高い方なら、リノベーションに必要なお金は削りたくない!となるかもしれません。
その場合、不動産の物件価格を4000万から3200万に大きく条件変更することになりますね。
希望エリアを変えずに探すなら、駅から遠くて、広さも狭くする必要が出てきそうですし、
家族のコトもあるので広さもキープしたいとなると、エリアや路線を変える必要があるかも
しれません。
どちらにしろ、住みたいエリアや環境を見直す、ということが必要になりますね。
(2)リノベーションもちょっとセーブしつつ、不動産のコトも気にしたい!
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(1)のように、エリアが全然違ってしまうと毎日の通勤時間も長くなりますし、仲の良い友人との
距離も離れてしまって疎遠になってしまうかも、、、。リノベーションは楽しみたいけど、
それだけが全てじゃない。という感じでしょうか?
リノベーション費用も1200万から900万くらいに下げ、必要最低限のフルリノベはやるけど、
抑えることろは抑え、その分不動産の方にも気を遣いたい方などがこのような心境になりそうですね。
(3)リノベよりも不動産の方が大切!だから部分リノベでOK!
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(2)がフルリノベを敢行したい方に対して、こちらは部分リノベーションでOKという考え方ですね。
不動産価格が高くなる要素でもある、立地や広さ、築年数などを重視し、譲れない条件と天秤に掛けた時に
フルリノベーションで全てをやり直すことがマストではない方はこの選択肢もアリだと思います。
ただ、部分リノベの内容を、設備に絡みのない間取り変更のみとして考える場合は、お風呂やトイレなど
既存の設備をそのまま利用することとなりますので、物件の状態が比較的よいものを選ぶ必要があります。
そうすると、室内がボロボロの物件よりも相対的に高くなるので、(2)と(3)で悩む場合はどちらが
ベストアンサーなのかを判断しづらくなりますね。
(4)物件ありき! まずは物件を決めて、価格次第でリノベを検討。
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EcoDecoに相談に来られる方にこの考えの方はほとんどいらっしゃいませんが、限られた予算を
どう使うか!?を考えた時にはこの選択をされる方はいるはず。
暮らしたい街があって、リノベよりもその街に住むことが大前提!という方もいますし、
保育園問題でエリアを変えられない(物件価格が安いエリアに移れない)という方もいらっしゃいます。
ただ、中古マンションであれば、多少のメンテナンスなどは必要になってくることもあります。
だから、リノベというよりもリフォームという考えで生活の場を調えてもらうサポートが
我々もできるかもしれません。
と、まぁ〜大きく分けるとこんな感じです。
あなたなら(1)〜(4)のどの道を選択しますか?
念のために書きますが、どれが正解という訳ではなく、価値観や大切にしているコトは
人それぞれだということです。
その人にとってベストな道へ導くこと。
それが、リノベのアレコレを話す前に、肝に銘じておくべきコトですね。
okano
======物件探しのキホン教えます 目次=============
物件探しのキホン教えます-vol.1:販売図面(1)
物件探しのキホン教えます-vol.2:販売図面(2)
物件探しのキホン教えます-vol.3:お金と条件の関係性(1)
物件探しのキホン教えます-vol.4:お金と条件の関係性(2)
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