団地暮らしはカッコいい!−第1回 今団地のイメージが変化している理由−

団地暮らしはカッコいい!−第1回 今団地のイメージが変化している理由−

石神井

はじめに

EcoDecoでも「団地マニア」を立ち上げて団地リノベの利点について広くお伝えしていますが、
今実感しているのは「団地が本当に注目されている」という点。

なぜ今団地が注目されているのか?
団地の魅力とは何か?
についてご紹介していくシリーズの第1回目です。

第1回目は今団地暮らしがなぜ注目されているのか、その理由についてご紹介します。

今見直されている団地

「無機質なイメージ」
「汚い、狭い」
「非人間的」

団地に対してこのようなイメージを持っている人、多いのではないでしょうか?
団地が建てられてから数十年経つなかで、団地はいつしか時代遅れの建物として
負のイメージを持つようになった人が多くなったのかもしれません。

一方で実は今、少なからず団地暮らしが大きな脚光を浴びているんです。
様々な団地暮らしに関する書籍が出版、人気を呼び、またリノベーション雑誌でも、
団地に関する特集が多く組まれるなど、様々な媒体で団地の魅力について語られる機会が増えています。

なぜこのような団地に関するイメージの変化が起きているのでしょう?
そこにはいくつかの理由がありそうです。

団地のどこに惹かれるのか?

①豊富な緑、ゆとりある空間

昭和40年代、50年代に団地が建てられた際、当日植えられたばかりのサクラやケヤキ、モミジ、イチョウなどの樹々が、
年月を経て大木となり、団地の敷地を覆うまでになっています。

EcoDecoを通して団地物件を購入、リノベーションしたお客様のなかでも、
「団地を買うつもりはなかったが、敷地にあったヒマラヤ杉に一目惚れしてしまって、この団地に住もうと決意した」
と語る方も。

団地が建てられて以降、住人の手によってしっかり管理されながら、団地内の緑は美しく成長し、
大きな森へと変化していったのです。

また大規模団地ではその敷地内に公園やスーパーなどがあり、子どもが交通事故の心配なく安心して遊べる環境もあります。
今、その団地の緑や広い敷地に魅力を感じて、団地暮らしをし始める人が多くなっているのかもしれません。

外観-3

年月が経ったことで奇麗な樹々も大きくなり、花も咲き乱れます。

まるで森の中を歩いてるかのよう。

②団地の持つコミュニティの魅力

もう1つには、団地に根付くコミュニティの繋がり。
団地という1つの敷地内には多くの住民が住んでいますが、

お祭りや清掃など、様々な住人同士の交流行事などで、住人同士の交流の輪が
広がっているそうです。

団地暮らししている方のお話で印象的だったのは、
「団地には縦の繋がりがある」というもの。

エレベーターの無い中層階段式の団地では、
通勤や買い物などで移動する際に、上や下の住人と顔を合わせることも多いそう。

そこで世間話などで話が弾むそうですよ。
一方で共用廊下のように廊下から部屋の中が見えるということはなく、
プライバシーも守られます。

そのような交流も生まれつつプライバシーも守られる、
バランスのある関係が団地では持てるようです。

DSC_0681

典型的な中層階段式の団地。ここには豊かな人間関係が生まれる仕組みがありました。

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成熟したコミュニティに住む魅力が団地にはあります。

さらに団地の魅力について、もっと知りたい方は、
こちらのまとめをご参照を!

【ビフォーアフター】古い団地はリノベーションで甦る!中古団地のリノベーションが今注目されているワケ

以上、団地の魅力についてお話してきましたが、
次回の記事では、EcoDecoを通して団地リノベをされた方の事例をご紹介しつつ、
団地リノベの魅力や注意点についてお話していきます。

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