afterコロナの間取りの変化を妄想する

緊急事態宣言により、家族が家に集う時間も圧倒的に増えました。家族が集う時間増え、仕事を在宅でこなしながら、子供の面倒を見て、家族のご飯を作る。3食分の食事は、考えるのも作るのも大変ですね。

家での時間が増えた事で、これがあったらいいのにな。次に、リノベーションをするならこんなスペースを増やしたいとまたまた妄想するようになりました。

afterコロナのテレビの在り方を考える

少し前のbeforeコロナ。ここ最近、家族の団欒の形が変わってきていて、テレビを囲んだコミュニケーションが少なくなって、テレビをリビングの中心に考えない暮らしが増えてきていると感じていました。オンタイムでテレビを見る時間も少なくなり、見たい番組があれば、TVerを携帯で。タブレットを利用して、ネットフリックスやアマゾンプライムを活用すれば、大きなテレビはいらないのです。若い世代ほど、テレビを必要としない暮らし方を選択する人が増えていたように思います。

さてさて、afterコロナの暮らしはどのように変化するのでしょうか。

テレワークが進んだ事により、働く人たちは、家でPCを使って仕事をするようになりました。大人だけでなく、子供たちも、オンライン授業がスタートして、それぞれにPCやタブレット端末が必要になりました。afterコロナの世界は、各自専用のタブレットを持つ時代に突入します。より個人的な活動は、それぞれの端末が担うようになるでしょう。テレビを囲んだ団欒のスタイルは、ますます少なくなりそうです。

その代わりに、オンラインの会議や授業が増え、今までは必要のなかった大きめのモニターの需要があがりそうです。モニターは、必ずしも使わなければいけないものではないので必要な人がその時々で使えばいいものになるかもしれません。ワークスペースでは、せっかくならば背景や集中して仕事や授業を受ける環境を整えたいもの、モニターをどこに配置するのか。使わない時は目立たないようにするのか。など、考える必要がありますね。beforeコロナのテレビを中心には考え方から、afterコロナは、モニターを配置するワークスペースをどこに置くのかを重視することをリノベーションでは考えるのでしょうか。

個室を広くとるよりも、家族が過ごせるコミュニケーションスペースを重視していたbeforeコロナの間取りから、各個人の活動も重視して、お互いの声が聞こえないワークスペースの確保と家族のコミュニケーションの両立ができる間取りを考える必要がありそうです。

afterコロナの洗面スペースを考える

我が家も、外出から帰ったら、手洗いうがいを以前よりも徹底するようになりました。外から帰ってきたら、できれば扉などどこにも触らず手を洗いたいものです。そんな時、ふと、お客様のおうちを思い出しました。そうだ!洗面スペースを、浴室スペースから外に出してしまえばいいのです。

▷廊下にでた洗面台は床から浮かせているので、廊下が広く感じる。
団地マニア・楽しみのベース より

▷サニタリースペースから出した洗面台は歯磨きをするお子様を見守りやすく、使い勝手も良好。
ふたりの、はじまり〜自分たちが住みやすい家をつくろう〜 より

最近の事例から2つご紹介致しましたが、他のおうちでも洗面スペースを通路に出すアイデアは取り入れられています。afterコロナの時代は、衛生面を考えて、玄関の近くに手を洗うスペースを置く間取りってこれからのスタンダードになりそうですね。

afterコロナの台所を考える

家に家族がいる時間が増えて、食事の量も増えて、買い物の量も増えて。これから小学生の双子の食事の量がますます増えると考えると、買い物に行く回数も増えるのか・・と考えると少々気が重くなります。今、私が一番欲しいものは、大きな冷凍庫。

以前、北海道のamaiの実家に家族で押しかけた時に、amaiの実家にある大きな冷凍庫を思い出しました。雪が降るとなかなか買い物にいけない北海道の暮らしの必需品。東京ではあまりみない大きな箱に子供達は興味深々でした。

amazonで調べると、こちらのタイプは、206Lで35000円程度。もっと小さいものだと、2万円程度で購入可能です。この冷凍庫さえあれば・・・・買い物に行く回数もグッと減らせそう。子供たちのお腹すいたの合唱の声に怯える必要もありません。とはいえ、置き場所にも困るもの。これからリノベーションする方は、大型の冷凍庫。置くスペースをぜひ計画してみてはどうでしょう。

そして、そして、家にいる時間が増えて、お酒を飲む量も機会も増えてしまった私にとって、大きめのワインセラーも欲しいもののひとつ。こちらも、最初から暮らしに組み込みたいもののひとつです。

新型コロナとの戦いも、一時的なものではなく、しばらくは付き合っていかなければいけないwithコロナも覚悟しながら、家での暮らしを充実させる、そしても妄想するのも楽しいですね。

afterコロナで、今までのスタンダードの間取りが変わってくる日も近い!?
次回のブログでは、afterコロナのワークスペースについて妄想しています。

C o n t e n t s   afterコロナの暮らし妄想シリーズ
vol.1 二極化するafterコロナの世界を妄想する
vol.2 afterコロナの間取りの変化を妄想する ◀︎今、ここ
vol.3 afterコロナの大人のサードスペースを妄想する

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