お風呂のハードル

こんにちはokanoです。
前回団地の大規模修繕の計画に関して書いたので
続きのようなコト書きたいと思います。

団地のお風呂。
団地に限らずなのですが、昔の風呂はユニットバスではなく、
タイル貼りの風呂でした。
ですのでもちろん浴室内は防水処理がされ、周囲を囲む壁は
コンクリートの躯体壁だったりします。

中古マンションを内見していると割と高い確率でありますね。



(こんな感じです)

コンクリート壁は解体することができないので困ったことに、
このタイプのお風呂では位置の変更やサイズの変更が難しいです。

がんばればなんとかできると思いますが、それをすることによる
しわ寄せが、、、なんだかんだ考えたあげく、元の位置で
計画するのが一番良い!という結論になってしまうんですよね〜。

でも、同じ場所に計画したからといって問題解決した訳ではないんです!
このタイプはいろいろありまして、、、
排水がスラブ下配管となっていて、排水口は↓こんな感じです。

つまり、
浴室の天井裏には上の階の排水管がある。
そして、
床は防水処理をしてタイル貼ったりしているので厚みがある。

そんな訳で、
UBに変更したくても設置する高さ寸法が足りない!
ということになるケースがあるのです。
(全てではありませんが、)

なかなか困ったヤツなので、内見時にこのタイプを発見したら
設計にも相談して下さいね!

解決策としてはいろいろあるかと思いますが、
タカラスタンダードがコレ向けの商品を出しています。

okano 

 

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