くらしづくりの選択肢

上を向いて暮らそう!空間の印象を変える天井仕上げの選択肢

# EcoDeco # EcoDecoでリノベーション # マンションリノベ # リノベーション # リノベーション事例 # リノベーション計画 # 仕上げ # 天井 # 家づくり # 照明計画

上を向いて暮らそう!空間の印象を変える天井仕上げの選択肢

リノベーションや家づくりの打ち合わせで、無垢フローリングの樹種やキッチンのレイアウトにはとことんこだわるのに、天井のことは意外と後回しになっていませんか?実は、部屋の中で最も視界に入る面積が広いのが天井です。同じ間取り・同じ広さの部屋でも、天井をどう仕上げるかで空間の印象は案外変わってくるんです。

今回は、EcoDecoの事例から空間の印象を変える天井仕上げの3つの選択肢をご紹介します。ぜひ、理想とする暮らしのシーンを想像しながら読んでみてくださいね。

 

高さを最大限に。ラフで無骨な「躯体現し」

マンションリノベーションの醍醐味とも言えるのが、コンクリートをむき出しにする「躯体現し(くたいあらわし)」です。

一番のメリットは「天井高」を最大限に確保できること。天井を覆っていた石膏ボードを取り払うので、空間が縦にグッと広がります。ヴィンテージ家具やグリーンがよく似合う、ラフでインダストリアルな雰囲気が好きな方にぴったりです。

躯体現しの場合、建物の素材が持つ表情や、躯体を見せる範囲によって印象が変わってきます。この2つの事例は、「天井だけを現した」事例と「梁や柱も現した」事例でかなり印象が違ってきているのがおわかりいただけるはず。1つめは天井の躯体を現しつつも、全体としては綺麗めに仕上げられるよう、白い範囲が多い&床材は明るめで節が少なく幅の広いオークを選択しています。

一方2つめは全体的にラフな印象に仕上げるため、躯体現しの範囲が広く、床材は節が多くて目立つ杉材を選択しているんですね。

白く塗って「柔らかさ」と「明るさ」をプラスする

「天井を高くしたいけれど、部屋が暗い印象になるのは避けたい」という方には、躯体現しの上から直接「白塗装」を施す手法があります。コンクリートの凸凹とした素材感を残しつつ、光を反射して部屋全体を明るく柔らかく包み込んでくれます。

照明はどうなる?
この二つの方法の場合、躯体現しの場合は天井裏に配線を隠せないため、「ダクトレール」を這わせてスポットライトを設置するのが基本スタイルになります。

空間に温もりと表情を生む 板張り・ルーバー天井

空間に落ち着きやリズム、落ち着いた印象を与えてくれるのが木を使った天井です。これは、お部屋全体に施工するのではなく、ちょっと天井を下げたいLDKの中の「おこもり空間」やリビングに隣接した寝室などに使うと効果的です。

包み込まれる安心感「板張り」 天井に木の板を張ることで、視覚的な温もりが一気に増します。あえて天井の高さを少し下げて板張りにすることで、秘密基地のような「おこもり感」や「落ち着き」を演出する効果もあります。

こちらの事例は、リビングの一角にあるファミリースペースに。同じ空間にあっても視覚的におこもり感のある落ち着ける場所になりますよ。

あえてぐっと天井を下げると、板張りの効果と相まってよりおこもり感がでますね。

こちらはダイニングの下がり天井を板張りにした事例。節のない美しい板を選ぶことで、静かで上品な印象の空間に仕上がっています。

抜け感が出る「ルーバー天井」 木の板を一定間隔で並べるルーバー天井。奥行きを感じるので、その分高さの開放感を保ちながら、木の温かみも両立できる贅沢な選択肢です。縦のラインが強調されるので、空間の奥行きを強調できるところもポイント。また、空間を圧迫せずに、リビングとダイニングをゆるやかに仕切りたい時にも活躍します。

こちらの事例ではLDKの窓付近に施工しました。アイビーを這わせてグリーンが天井全体に広がっているので、窓の向こうのバルコニーのグリーンとつながっているような感覚になります。

こちらはほぼワンルームのような間取りの空間を仕切らずに、ルーバー天井にすることでゾーニングした事例です。中央に出てくる梁を隠せるという効果も。

なかなかお目にかかれない「波打つ板張り天井」 こんな天井見たことない!と今でも印象に残っているのが、こちらの事例。)写真家の方らしいアーティスティックな空間に仕上がっています。板張り部分には照明を仕込まず、板と板の間にライン状に照明を見せています。あとはフロアライトを補助的に配置して、大人の落ち着いた空間にしています。

照明はどうなる?ルーバーの隙間に配線やダクトレールを隠すことができるため、天井面をスッキリ見せつつ必要な場所に光を落とせるメリットがあります。

主役を引き立てるノイズレスな フラットな天井

個性的な天井も素敵ですが、スタンダードな美しさもあります。

ノイズを消して空間を洗練させる綺麗に下地を整え、マットな白塗装などでフラットに仕上げた天井。空間のノイズがなくなることで、ポイントで使うペンダントライト、壁のタイル、こだわりの家具がパッと映えるんです。引き算の美学でスッキリと落ち着いた空間を作りたい方に選ばれます。

こちらの事例は、埋め込み式のシーリングライトとペンダントライト&小ぶりのシャンデリアで空間を照らせるよう、綺麗な仕上げの天井にしています。

こちらの事例は、最上階だったために躯体現しができず、天井をきれいに仕上げたスタッフの事例です。そうなんです、最上階は断熱材を入れておく必要があり、躯体現しには向きません。

照明はどうなる?天井内に配線を隠せるため、存在感の少ないダウンライトを埋め込むことができます。

空間ごとに「使い分ける」という選択肢

ここまで3つの仕上げをご紹介しましたが、「家じゅうすべて同じ天井にしなければならない」というルールはありません。

例えば、「家族が集まるLDKは、開放的な躯体現しでラフに」。でも、「一日の疲れを癒やす寝室や、スッキリ見せたい玄関土間は、フラットな塗装仕上げで綺麗に」。

このように、同じ家の中でも「過ごす目的に合わせて天井の仕上げを変える」ことで、部屋を移動するたびに自然と気持ちのスイッチが切り替わるんです。

実際にリノベーション計画をしていると、「廊下に大きなダクトが出てくるのが嫌で天井を下げて仕上ることにした」という選択や「綺麗に仕上げるつもりだったが、希望の天井高を確保するために躯体現しにした」という選択をする方もいらっしゃいます。

床材やキッチンを選ぶように、ぜひ「天井」もあなたのライフスタイルに合わせて選んでみてください。意識してみると、ベッドに横たわったとき、ソファに寝転んだとき、玄関を開けた時…生活していると、意外と天井が目に入っていることに気づきます。
家づくりの際に天井にも目を向けて計画してみると、暮らす中で上を向いて過ごす時間が、もっと好きになるはずです。

Share:

リノベーション相談室

不動産探しから施工まで、リノベーションに関するあらゆるご相談に、幅広くお答えします。リノベーションコーディネーターが無料個別相談会を行っていますので、お気軽にご予約下さい。まずは、じっくりとお話ししてみませんか。

ご予約はこちらから