こんにちはokanoです。
間取りのレイアウトが決まり、調整を加えていくことでプランがグッと現実味をおび、かつ、生活に根付いた計画になっていった訳ですが、前回は、その間の夫婦のやりとりは省略して結果だけご報告しておりました。
普段の設計でも「大枠プラン」からブラッシュアップを重ねることで徐々にリアリティのある計画になっていく訳ですが、施主側の視点で考えると、まさに「生活に根付いた計画」という感じだったのですね〜。
「自分たちの暮らしに合わせた家を作る」ということでいうと、この課程はとても大事だった気がします。
さて、結論のところに戻りますが、間取りが成長し、より自分達に合った内容となった訳ですが、これを前回と同じように色分けすると下記のようになります。
>>参考ページ(自宅の間取りを考える_02)
<最終間取りのゾーニング(色分け)>
引越してからの使い方次第!という面はありますが、書庫スペースができたことによって、黄色の「ザ・廊下」というエリアは減って、 LDKに近いゾーンが増えた印象です。
LDKだけで生活している訳では無く、それ以外の場所も大切なので、+α的な場所(我が家の場合は、書庫スペース)を付加することによって、生活の楽しみが広がったような気がしています。
少し話は変わりますが、工事をするために引っ越した仮住まいは、約10㎡狭くなりました。
その分各スペースが狭くなり、リビングやダイニングも狭くなったのですが、リビングとダイニングで別々に過ごす時のお互いの距離感が気持ち良かったり、無駄な空白がないので、なんだかしっくりきたり。
(前の住まいに無駄な空白があったんだなぁ〜というのは引っ越してきてから改めて実感できたことですが、、、)
ただただ広くすることが正解ではない!ということを実感しております。
家具のレイアウトと空間とのバランス、空白の意味。
身体感覚として落ち着く環境。
人と人の距離感。
物量がどのくらいあるのか?
どこから何が見え、何が見えない方が落ち着くのか?
そんな事がとても重要な気がします。
とても身体感覚的なことなので個体差があり、正解は毎回違うだろうなぁ〜と考えると、どこまで施主の感覚に寄り添えるか!!?ということの大切さを改めて実感できました。
そんな我が家は解体作業が終わったので、お盆明けから壁が立ち始める予定です。
さて、どうなることやら、、、。
<完成イメージ>
解体後の作業も順調にいけばいいですが、計画中に描いたスケッチ通りに進まないコトもよるあることなので、、、。
それに、現場に立った感覚も大切にしたいので、工事中でも遠慮無く修正をかけていきたいと思います!!
okano
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