ファミリー/71〜80㎡
同じ敷地内で別の棟へお引っ越し。EcoDeco(エコデコ)が提唱する「団地マニア」を地で行く5人家族の暮らしは、都心住まいながら、緑に囲まれ、住居費が抑えられるなど、とてもバランスが取れています。職住近接とお気に入りの内装をどちらも叶えた団地リノベーション。イギリス暮らしを経験されたT様ご夫妻のこだわりが詰まった、上質な内装も見どころです。
内装に関しては、雑誌等で事例を拝見して「ここなら希望を叶えてくれる」という思いがありました。オフィスへ伺い、その気持ちが強まったと思います。またそれまでは一般の不動産会社さんでも物件を探していたのですが、実際に物件へのご案内をして頂いてリノベーション前提でのアドバイスを頼もしく感じたことから、エコデコさんへお願いすることに決めました。
—— 自然とリノベーションによる住宅取得を考えられたそうですね。イギリスでの居住経験がきっかけとなったのでしょうか?
奥様:はい。向こうでは、200年、300年という築年数の建物に、みんな暮らしているでしょう。建物が古くても、室内を改修して普通に暮らせるということを、実体験しました。妖怪が出る、と言われているチャーチコンバート(教会リノベーション)の物件に住んだこともあります。
—— (その時のお写真を拝見して)ステンドグラスの窓が教会ならではですね!
奥様:教会時代は大きな吹き抜け空間だったところを床で何層かに区切っているから、住む階によってステンドグラスの見える位置が異なるんですよ。チャーチコンバートに住んだことは、面白い経験でした。 その後の転居を経て様々な内装の家に住むことができました。白を貴重とした内装の家も嫌いではありませんでしたが、床の色味がダークトーンの、シックな空間が一番好みに合いました。イギリス暮らしを経て自分たちの好みの家がどんなものかも分かったので、将来購入する住宅像が大まかに決まったと思います。
—— 東京へ戻られてすぐに、この団地へ引っ越されたのですか?
奥様:はい。転勤が告げられ、会社から近いという理由でこちらへ引っ越して来ました。団地に対しあまり良いイメージを持っていなかったのですが、暮らしてみると良いことが多く目から鱗が落ちましたよ。
—— T様のように、団地をよく知らない方々の多くが、団地に対しネガティブイメージを持っていらっしゃると思います。
奥様:そうですね、私も住んでから魅力を知った一人です。団地内には多くの公園、スーパー、役所や学校までが揃っています。歩車分離の街づくりのお陰でほとんどの場所へ歩行者専用道路を通っていくことができ、小さな子供がいても安心です。公園は10を超えますし、まるで軽井沢かと思うほどの緑に溢れる場所もあります。民間のマンションでは得られない環境が、団地だから手に入ることを知りました。
—— 団地の環境に、惹かれるようになったのですね。
奥様:はい。団地の街づくりは、私が学生時代に暮らしていたつくばにも似通っているところがあるようで、別の場所なのに懐かしい、不思議な感覚もありました。主人の勤務先も程近いこともあって「買うならこの団地が良いな」と。
ご主人:会社まではバス通勤。会社から家まですぐなので、家族といられる時間が同僚より長いですよ。
奥様:賃貸棟に暮らしている時は、期限付きでしたが会社からの手当が出ていました。その手当の終了までに住宅を購入したいと思うようになり、ずっと考えていたリノベーションを実行させようということに。リノベーション雑誌を読み、内装の好みが近いと直感して、エコデコさんへ伺いました。
—— 弊社へお越しになって、いかがでしたか?
奥様:内装に関しては、雑誌等で事例を拝見して「ここなら希望を叶えてくれる」という思いがありました。オフィスへ伺い、その気持ちが強まったと思います。またそれまでは一般の不動産会社さんでも物件を探していたのですが、実際に物件へのご案内をして頂いてリノベーション前提でのアドバイスを頼もしく感じたことから、エコデコさんへお願いすることに決めました。
—— 同じ敷地内でも、壁式構造とラーメン構造が混在していましたし、この団地ならではの熱供給システムが完備されていましたね。
奥様:リノベーションで変えられる範囲などわからないことも多かったので、購入前にアドバイスが得られ有難かったです。
▷玄関に入ったところ。右手がキッズルーム。正面にはアート
▷ドアは設けず、ロールスクリーンで空間を仕切っている
—— 初めてお会いした際に、「寝ている時以外に使わない寝室がもったいないので、日中は就寝スペース含めて大きな空間として使いたい」とおっしゃっていましたね。この明確な要望がそのまま実現されています。
奥様:そうなんです。子供室については、「みんな男の子だからひとつの部屋にまとめ、空間が広くなる分、日中は子供たちのリビングのように使おう!」って思っていました。そして、自分たちの寝室は最小限の広さで問題なかった。正直、75平米は5人家族には狭いと感じており、少なからず不安もありました。でも、寝室をコンパクトにし、共通のスペースを広く取れば、それほど窮屈感なく住めるのではと思ったのです。
—— 「寝るためだけなら、寝室は小さく」。EcoDecoでも段々お馴染みになってきている、限られた面積で広々暮らすための鉄則ですね。
奥様:そうですね。こうして住んでみると、寝室が小さくても不便なことはないですよ!家族共通のリビング等の空間が広々しているので、寝室の「こもり感」を心地よくも感じます。
—— 空間のボリュームにメリハリが付けられているから、気持よく暮らせるんですね。
奥様:はい、EcoDecoの設計士さんに要望をひとつひとつ叶え、丁寧に設計して頂いたお陰です。想像以上に気持ちよく暮らしています!
奥様:どの選択も吟味して行ったために設計期間は長くかかってしまいましたが、EcoDecoさんには最後までお付き合い頂きました。そうして手に入れた我が家に対し、愛着を持って生活しています。子供室や寝室だけでなく、コンロや家電がすっきりと隠れるキッチンや、スイッチ類や照明器具が表に現れないよう工夫されたリビング、木質で上質な印象を与えてくれる廊下の壁なども、とても気に入っています。
—— 初めはあまりリノベーションに対してご興味をお持ちでなかったご主人様にも、この家を気に入って頂けていること聞きました。
ご主人:そうなんです。リノベーションの設計期間はとても楽しかった。もう一度どこかの物件でトライしてみたいと思うほどです。引渡しの時、完成した我が家を見たときは思わず興奮してしまいました。「今まで見てきた他の家とは違う!」って。ホテルみたいなこんなに素敵な家を手に入れられるリノベーションが経験できて、良かったです。
奥様:主人だけでなく、子供たちもお家を気に入ってくれているみたい。出来上がったお家が素敵で、T家は今とてもハッピーに暮らしています。
—— T様ご家族が楽しく暮らしていらっしゃる様子を拝見でき、コーディネーターとしてこんなに嬉しいことはありません。本日は、都心の団地リノベーションの可能性を、改めて感じることが出来ました!取材のお時間を頂き、ありがとうございました。
▷ベッドルームはリビング横に。かなりコンパクトな作りで、本当に寝るだけのスペース。床下収納もある
▷玄関ホールからリビング側へ渡る廊下。下がり天井にし、空間の切り替えを演出している
不動産探しから施工まで、リノベーションに関するあらゆるご相談に、幅広くお答えします。リノベーションコーディネーターが無料個別相談会を行っていますので、お気軽にご予約下さい。まずは、じっくりとお話ししてみませんか。
ご予約はこちらから