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光が丘パークタウン 春の風公園街

団地マニアスタッフが東京近郊でみつけたおすすめ分譲団地をフカボリする「マニアおすすめ団地」シリーズ。今回は駅前にいくつもの団地がある練馬区光が丘エリアの団地「光が丘パークタウン 春の風公園街」をレポートします。

団地マニアによる団地フカボリレポート

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「光が丘パークタウン春の公園街」って?

光が丘パークタウンとは練馬区北部に位置し、練馬区と板橋区を跨ぐように建設された新興住宅地と公園の総称で、米軍施設「グラントハイツ」跡地の広大な敷地を利用し、建設されました。

 

1972年ごろに団地計画が策定され、約10年後の1983年に晴れて「ゆりの木通り北・南」第1期入居が始まり、順次入居が進みました。2004年に「ゆりの木通り33番街」が建設され、全ての事業が完了。団地としては比較的後期に建てられたため新耐震基準でかつ周辺環境の良さから空きが出てもすぐに入居が決まってしまうような非常に人気が高い場所になっています。こちらの団地群はそれぞれの最寄り駅から「光が丘エリア」と「赤塚エリア」に大きくエリア分けされています。

 

今回取材に訪れたのは光が丘エリアに位置している「光が丘パークタウン春の風公園街」。 この春の風公園街は、1988年3月に竣工し、5階建てから14階建てまでの中高層~高層棟で構成された総住戸数395戸・5号棟から16号棟まである全12棟建ての団地です。こちら、実は公団史上2番目の12,000倍の高倍率(!!)を誇ったという人気の団地。

 

▷駅にある光が丘駅周辺の案内図。駅前の好立地の多くが団地!

 

団地はエレベーターがある棟とない棟がミックスして構成されていてそれぞれ以下のようになっています。

 

エレベーターあり

  • 12号棟|鉄筋コンクリート造8階建て・エレベーター3基
  • 13号棟|鉄骨鉄筋コンクリート造14階建て・エレベーター1基
  • 14号棟|鉄骨コンクリート造6階建て・エレベーター2基 
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    エレベーターなし

  • 5号棟・6号棟・7号棟・8号棟・9号棟・10号棟・11号棟・15号棟・16号棟| 鉄筋コンクリート造5階建て 
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    当初、間取りは1LDK57.33㎡~4LDK94.44㎡の4種類をそろえており、現在も幅広い年齢層の方々が居住しています。公園と中高層棟・高層棟があわさったこの団地の配置は「品川八潮パークタウン」を彷彿とさせますね。

    最寄りの「光が丘駅」ってどんな駅?駅からの団地へのアクセスも。

    最寄駅の都営大江戸線「光が丘駅」は始発駅となっているので、新宿を始めとした都心方面へ「座って」アクセスができ、且つ朝の通勤ラッシュ時間帯には約3分間隔で運行しているという徹底っぷり。大江戸線が全線開通になってからは新宿・青山・六本木・汐留・大門などにも電車一本で行けるようになり、さらに利便性が高まりました。

     

    ▷駅直結の光が丘IMA。開放的な吹き抜け空間です

     

    光が丘駅の周辺は、“歩車分離”をテーマにした街づくりも嬉しいポイント。これだけ人口が多い街なので、行き交う人や自転車も当然多いです。が、この光が丘駅周辺は何て言ったって道が広い。

     

    子連れでの買物帰りは徒歩だったら、ベビーカーもしくは片手には手を繋いだ子ども、もう片方は重ーい買物の荷物+リュックなんてデフォルト。こんな状態で道が細いところを歩こうものなら道路を走る車や自転車、他のすれ違う歩行者の方々にも気を遣いながらお家まで帰る…とストレスが溜まりがちなんです。

     

    でも駅からこの団地まで続く道は遊歩道も幅広でしっかり整備がされ、自転車もそのまま乗り入れできるスロープも整備されているんです。このおかげで、日々のそういった”小さなしんどい”がかなり軽減できるんじゃないでしょうか。道沿いには様々な木々が植樹されていて、歩いていると広い道を抜ける風も心地よく毎日の駅までの道のりも楽しく歩けそうです。

     

    ▷駅と団地を結ぶ歩道橋。自転車も通れます

    生活に便利すぎる商業施設「IMA」と身近な行政施設

    毎日の暮らしには欠かせない商業施設も充実しています。駅直結のショッピングセンター「IMA」には「イオン練馬店」、「LIVIN光が丘店」を始めとしたスーパーのほか、無印良品にユニクロ、ダイソーやIMA専門店街が入っていてなんとその数・約120店舗!無論、平日・休日問わず多くの人で賑わっています。

     

    ▷1階テラス。外のテラスで休憩したくなる開放的ですてきな場所

     

    1階のテラスや4階のフードホールなど子連れでもショッピングを楽しめる場所になっているのも良いです。四季折々にファミリー向けイベントやフェアもやっていて、そういった所でも子連れで遊びに行くのもありかも。また、子供がある程度大きくなっても、近所にこういった施設があれば親の目から離れても安心して遊びに行かせたりすることができます。

     

    子育て世帯だと、こういった中小規模の商業施設が徒歩圏内にあるってものすごくありがたいですよね。我が家でもそうでしたが、夫婦だけの時なら問題ない「ちょっとした都心部へのお買物」が、小さい子どもがいると電車移動・エレベーターへのルート・オムツ替えスペース確保などなど、一気にハードルが上がりがちです。近くにあるから何か急なトラブルでもすぐにお家に戻れますし、日頃馴染みのあるところで買い揃えられる(行ける)って安心感がすごい!

     

    光が丘駅からは別出口からの直結で区民館もあり、こちらには児童館も併設されています。そして区民館横には光が丘郵便局、その横には光が丘警察署もあって公共・行政施設がぎゅっと詰め込まれたような感じに。

     

    平日はお仕事で遅くなりがちでも、夜遅くまで営業しているスーパーもあったり公共施設が近くにあるのは嬉しいポイント。お休みの日やお仕事終わりにも近場でさっと用事が済ませちゃえます。

     

    団地の周辺には内科をはじめとした医院やクリニックも多く、団地から歩いて約11分ほどの距離には総合病院である「練馬光が丘病院」もあります。こちらの病院は夜間でも休日含め、24時間の小児救急対応も行っているので安心。こういった病院が徒歩圏内にあるのはすごく心強いです。街全体がファミリー世帯だけでなく、単身者・高齢者世帯の隔てなく暮らしやすく、長年住み続けられる構造になっているのは街づくりとして本当に秀逸。

     団地内の雰囲気

    駅から光が丘西大通りを進むと団地と同じ名を冠した「春の風公園」が見えてきます。詳しくは後述しますが、この公園も近くの「四季の香公園」らと同じくなかなかの広さです。この公園に入ってまもなく見えてくるのが「光が丘パークタウン春の公園街」。

       

    駅からは敷地内北東にある10号棟前の入口から入って行くのが近いです。訪れたのがお昼過ぎでしたが、入口付近にはお子様連れの親御さんたちが談笑していました。

     

    すこし周りを見渡すと、敷地内は高層棟が少ないからかちょっと他の団地とは違った、何だかちょっと邸宅感があるような空気感。敷地に入ってすぐ左手側の手前には集会所があり、12号棟、13号棟と高層棟が続きます。

     

    ▷立派な集会所でした

     

    ▷高層棟の間から見える低層棟。ゆとりのある敷地内の道路

     

    近くの「光が丘パークタウン四季の香公園」は中庭スペースを高層棟で全体を囲んであるような造りでしたがこちらは中高層がメインで、各棟との距離も程よく並んでいて開放感があるような印象です。緑が溢れる森のような緑道を経由してきたからか、公園内とのギャップがなんだか素敵。

     

    見渡すと陽当たりも良さそうで、棟の前には駐車場もあったりするため敷地内の道がゆとりがあって良い感じです。ちなみに駐車場は敷地内に6区画あり、各棟や駐車場を結ぶ道に横断歩道があったのはちょっと驚きました。

     

    ▷横断歩道や停止線がちゃんとあって、街なかのようでした

     

    敷地の東側に建てられた2棟以外は5~6階建の中高層棟で建物のレイアウトや道の広さも相まって、敷地内はゆとりある穏やかな雰囲気が漂っています。

     

    入口部分は小ぶりな印象で中高層棟の中では14号棟のみエレベーター付き。他の棟たちはエレベーター無しな分、入り口は集合ポストのみというシンプルな造り。小ぢんまりとした雰囲気ですが、建物全体的には直線的なデザイン、壁のタイル仕様の感じや出窓・バルコニーの造りなどがシンメトリー感があって結構かわいいです。アールを描いた共用階段、色は白を基調としたツートンカラーなのもまた良い。

       

    中高層棟の一部を見てみると入口横には駐輪場があってその駐輪柵には自転車のモチーフが施してあります。太みがかったデザインが何だかゆるやかで可愛らしい。(他の棟にも全部ありました)


     

    12・13棟以外の各棟1階は専用庭付きの住戸の仕様。この団地はほぼ全てのお部屋が南向きになっており、建物間隔も広いため陽当たりと風通しが良さそうな環境です。高層階もいいですが、こういう庭付きは憧れちゃいます。また、中高層の最上階の住戸は屋上へ上がれるようになっています。

       

    敷地の南東側に位置する12・13号棟はそれぞれ8階建・14階建と高層棟の造り。他の棟たちとは違ってベージュの色合いと白のツートーンが特徴的。エレベーター付きの棟なのでエントランスが少し間口が広く設けられています。

     

    高層棟の12号棟と13号棟の一部のお部屋は東側の公園側に面していて緑の借景が眺められそうです。春は先述のとおり桜の満開の季節にはお部屋からお花見もできるかも。

     

    ほぼ全棟のそれぞれの区画に共用ごみステーションが設置されています。各棟の居住者がゴミ出しがしやすいという点ももちろんこうやって場所を分散させておくことで世帯数が多くても、ゴミが溜まりにくく清潔な環境を保つ配慮がきちんとされています。ちょうど訪れた時には管理員の方々が清掃中でした。ステーション近辺もきれいになって散らかっておらず、管理員さん方や居住者の方の”みんなできれいに使う”という意識を感じます。こういうところもとても大事ですよね。

       

    各棟を接続する沿道の植栽はきちんと剪定されていて、きれいな花々が植えられていました。また、他のパークタウンにも言えますが、遊歩道にゴミが落ちていないのはすごい。共用ごみステーションもそうでしたが、敷地内の美化清掃への意識や住み方、管理の仕方がしっかりされているんだと肌で感じました。

     

    敷地内を散策していると子ども連れだけでなく、高齢のご夫婦やカップルらしき人たち、小学生が元気に遊ぶ様子などいろんな年齢層の方々が行き交う姿を見かけ全体的に和やかで開放感があふれる雰囲気なのが印象的でした。

    教育機関・教育施設について

    他の近くの団地と同様に、団地・公園・学校施設が隣接していて、南北に長く横たわる春の風公園を挟んで東側には「練馬区立光が丘春の風小学校」「練馬区立光が丘第二中学校」があります。「光が丘第四保育園」「光が丘第五保育園」「光が丘第六保育園」もあり、団地の各棟からは大通りを通らずとも、ほぼ徒歩10分圏内で通園するのに近くて嬉しい環境。

     

    ちなみにお話しを伺った区の担当の方によると、2021年度から2022年現在にかけて練馬区内では待機児童数がなんと0。嬉しそうにそう語る様子から、練馬区も子育て環境の改善に頑張ってくれてるんだと感じ入りました。

     

    また敷地南側・13号棟と14号棟の後ろにはインターナショナルスクールもあり、幼稚園~高校相当の教育課程を受けられます。色々と教育面で選択肢があるのも魅力的です。

    23区内で公園数が1番多い練馬区!

    練馬区は実は23区内でも公園の数がもっとも多くて種類も豊富なんです。

     

    「光が丘パークタウン春の風公園街」には、先述のとおり団地と同じ名の「春の風公園」が隣接しています。この公園も近くの「四季の香公園」と同じく団地に併設されており、こちらの規模もなかなかの広さ。南北に長いこの公園は、近隣の公園の中でも自然豊かで木々の密度が濃いめ。

     

    ▷左手の通路は夏場になると水路になり、小さな子どもたちが遊べる

     

    近くの他のパークタウンの隣接している公園には各々季節にちなんだ公園名がありますが、こちらのテーマは春だからなのか園内には桜が約300本も植樹されています。春には満開の桜のトンネルになり、その下を通って通勤・通学したりお散歩もできちゃいます。

     

    訪れたのは新緑の季節でしたが、遊歩道にはゆったりとした雰囲気があり緑が溢れながらもきちんと剪定された植樹が並んでいました。木に囲まれながら歩いてみると、本当に森の中のような雰囲気。

     

    こんなにたくさんの植樹があれば日差しの強い季節でも、木陰があってお子さんを遊ばせるのにも良さそうです。14・15号棟の裏手側には遊具や砂場のある少し開けた広場もあって、団地の敷地内からも直接接道してるので、こちらも小さいお子さんのちょっとしたお散歩にもいいかも。

       

    また、園内には南北にかけて川を模した水路施設があり、こちらは夏の期間には水が実際に流れるようになるので水遊びでじゃぶじゃぶできるようになっています。

     

    園内南側には、かえる池と呼ばれる池があってこちらには鯉や亀、鴨もいて子供をお散歩の時に連れて行っても喜んでくれそう。池を取り囲む木々や広場の周辺、緑道の植樹も秋には紅葉になり一年を通して四季折々の風景を楽しめそうです。

     

    この団地からは歩いて20分ほどのところに都立光が丘公園もあります。この公園については先日の団地マニア「光が丘パークタウン大通り北」でもお伝えしたとおり、東京ドーム約13個分の広さの敷地の中には広場だけでなく野球場、体育館、図書館、プール、テニスコート、バスケットコートもあります。

       

    遊び方や目的によって色々な楽しみ方が出来るのがいいですよね。公園内なので大きな芝生広場には電柱もなく、お正月シーズンには近年都心ではあまり見られなくなった子供たちの凧揚げ風景も見られるそうです。団地からは少し距離がありますが、休日のお散歩やピクニックがてらちょっとした遠出で遊びに行くにはもってこいの場所です。

    こんな方におすすめ!

    光が丘パークタウンシリーズの良さはやはり街のコンセプトに団地が溶け込むかの如くフィットしている街+集合住宅による一体感じゃないでしょうか。

     

    都心部へのアクセスの良さ、豊富な商業施設や公共施設の近さが生む生活利便性の高さ、緑豊かな公園や広々とした歩道を配した街の構造。

       

    団地からの駅までの距離や近隣に保育園・幼稚園や小中学校があり多種多様な保育・教育環境ともに充実している点も子育て世帯の住居としてのポイントもかなり高いです。特に地域の馴染みのない新しい世帯の方でも、同じ団地内から同じ保育園・幼稚園や学校に通わせる他の世帯も多い筈なので自然とコミュニティーが形成されやすい環境なのも嬉しいところ。

     

    その中でもこちらの「春の風公園街」は駅から少し離れている分、ほどよい閑静さがあることも魅力的。ゆとりのある敷地には和やかさとおだやかさが感じられます。

     

    高層棟がひしめくのではなく、程よい高さのスケール感、そして建物同士の距離感はほかの周辺の団地とは一味違う良さがありました。とくに各住戸の風通りと陽当たりの良さは外からでも想像がつきます。全体としてゆったりした雰囲気が漂うのは、ロケーションと造りによるところが大きいのかもしれません。

     

    無理なく歩ける距離に託児施設・学校施設があるという点も嬉しい。3つの区立の保育施設は大通りを渡らずとも行くことができ、電車勤務の方でも、駅〜団地ルートから大きく外れることなく送迎ができるのが良いですよね。先述のとおり昨今の待機児童という問題をクリアしてくれた点もポイントが高いです。区立の小中学校も近くにあるので子供だけで登下校するときも安心。

     

    何よりも集合住宅としての歴史が長いのは、住み始める人たちへの期待と安心にも繋がるのかなと思います。この街・この団地に既に住んでいらっしゃる多くの方が良い意味でモデルケースとなってくれて、“暮らしを作る”という生活の初歩段階においては住み始めから暮らしのイメージが湧きやすいのもとってもありがたいところです。

     

    そんないいとこ取りの物件なんてあるの?と勘ぐってしまうくらい街づくりのコンセプトにきちんと沿った、暮らし・生活・住居の相互関係が整っているおすすめの団地です。

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