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自宅の間取りを考える-vol.2

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自宅の間取りを考える-vol.2

こんにちはokanoです。前回の続きとなりますが、リノベーションを行う上で大切な事は「なぜリノベーションがしたいのか?」「リノベーションに何を求めているのか?」を、ちゃんと明確することだと思います。

セミナーでいつも話しているのですが、水廻りなどの制約がクリアできれば、リノベーションの間取り変更はいろいろなパターンが実現可能となってきますので、目標達成のゴールを設定しておかないと、何も決められないという状況に陥ってしまうからです。

我が家の場合は、リフォームした状態で不動産を購入したので仕上げも満足していないし、寝室が閉じているのも生活スタイルに違和感が生じていたので、 そろそろ「間取りに合わせた暮らし」から「暮らしに合わせた間取り」を作るためにリノベーションを実行することなりました。

自分達の暮らしに合わせた間取りを探す!

リノベーション業界もそうですが、「自分らしく」とか「ライフスタイル」とか「暮らしをデザイン」とかよく耳にしますけど、じゃ〜 “自分たちの暮らし”って何??ってなりますよね。

ごく当たり前のように使われているフレーズですが、実際に自分がリノベをすることになると足が止まってしまいます。3LDKの一人暮らしで部屋が余っているとか、キッチンが狭くて使い勝手が悪すぎるとか、すごくストレスを感じているなら明確にできますが、普段の生活の中の「自分らしさ/自分の暮らし方」って急に問われても全てを明確にすることは難しいです。

普段の仕事では、設計側として要望を聞いて、間取りの可能性を複数パターン提案する。そこからブレストのような形式で話をさらに掘り進んでいったり、広げてみたりと、可能性の話をしながら、皆さんのベースになっている「暮らし」を図面上でイメージしてもらう。そうすると、感覚として身についている事なので、直感的に間取りの善し悪しが判断できたりするものです。

つまり、言葉では明確にできなくても、間取りを見たら、好きか嫌いかなんとなく分かる!それが面白いところなんですよねぇ〜。(自分の希望と家族の希望も微妙に違うので、方針を1つにまとめるためには家族会議も重要!だったり)
(えっ!?そんな事思ってたの??みたいな会話もよくあることですね)

さて、我が家もそうですが、「自宅リノベ」の場合は、「中古不動産を買ってリノベする」よりもそれが明確にできるのも特徴かもしれません。なぜなら、今実際に住んでいる家なので、眺望や風の抜け方、四季を通して陽の当たり方、気持ちよい場所などなど、いろいろ分かっているので、図面上の間取りを見たらピンとくる! 物件に対して感じている精度が違うと思うからです。

そんな訳で、我が家も妻に間取りを3パターン見せて、家族会議をしました。
(対お客様用ではないので、ドラフト状態で家族会議です。)
※浴室はまだキレイなので初めから既存利用で考えています。
※トイレは壁排水なので、動かせない前提として考えています。
※我が家は直床なので、キッチンの排水関係に制約があります。

okanoblog

物件を読むコツ教えます|EcoDecoスタッフblog
販売図面から読み解くリノベでできること・できないことをポイント毎に伝授。全19回

A:寝室と子供部屋を1箇所にまとめて奥にLDKをもってくるパターン

このパターン廊下が長くなるのがネックなのですが、横並びの窓2面がDLの窓になるので開放感あり!

B:今と同じく寝室を離して別々、キッチンを対面に変更するパターン

これは今と同じレイアウト。ただ、キッチンを対面に変更することを考えたパターンなのですが、キッチンに出入りする通路幅が確保できず、、ちょっと無理矢理感がある感じ。

C:玄関入ってすぐにLDKで、奥に寝室を持ってくるパターン

廊下を無しにしてLDKを広くできないか?と考えたパターンですが、トイレの音やお風呂の音が気になるということと、リビングから廊下を挟まずに直接トイレに入るのはちょっと、、という妻との共通認識で玄関先に廊下を残したら、こうなったという状況。 あとは洗濯を干す時に寝室を経由しないとベランダに行けないってどーなの?ということもあり即ボツ。

図面があるとイメージしやすい!

妻に間取りを見せ、いろいろ吟味した結果、我が家には【A】が良いということになったのですが、図面を見ながらいろいろ生活シーンを想像した結果なので、スッキリ!

自分たちの暮らしに合わせた間取りはどれか?ということを確認し合う時、図面を見ながら行うとイメージしやすいし、今まで考えていなかった要望も出てきたりするのでとても効率的。 EcoDecoの設計でもいつも行っていることですが、話しのネタがあると打合せの進行がスムーズです。 (なのでネタとしてダメ案をだすこともあったりますね)

模型ではないですが、 図面上に自分を落とし込んで、リアルな感覚でイメージできる。 というのが良いところです!

okano


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