キッチンにこだわった家

目指したのはスペインバル!
自宅で生ビールが飲めるお酒を楽しむ暮らし

二人暮らし/40〜60㎡

笑顔の溢れるT様邸。2011年末のお引き渡しから丸3ヶ月が経ちました。
お酒を飲むという共通のご趣味をお持ちのご夫妻が、とっても楽しそうに暮していらっしゃる様子を、覗かせて頂くことができました。

Profile
  • T様@要町
  • 30代ご夫婦
  • 56.77㎡/2011年12月竣工
  • リノベーション費 1000万円

古くても良いから、資産価値の下がりにくいエリアで物件を探そう

—— EcoDecoを発見してくださったきっかけは何ですか?

T様:はい。SPA!の住宅特集の記事からでした。その記事を読むなどして、物件を買うなら、市場価値が下がりにくい超都心のものを買おうと思い立ちました。予算から、きっと古めの物件になると考え、外が古いなら中はリノベーションが良いに違いないと思いEcoDecoさんへお問い合わせしたんです。


—— T様の場合は、まずご自身が保有していく資産としての価値をよく見極めた上で、中古マンションリノベーションを選び、お問い合わせ下さったんですね。

T様:そうなんです。そこで都心ならば、渋谷区や目黒区が響きがいいなと感じ、探し始めました。でも実際に物件を見に行ったら早速、「あれ、なんか違う!?」と思ってしまいました。


▷二人で歩き回れるゆったりとしたカウンターキッチン。色鮮やかなアクセントカラーは、パントリーに

住み慣れた街との結びつき

▷ベッドルームはコンパクトなホテルのような造り。写真右手の壁は革張りにした

—— 10年近く住み慣れた要町への愛着が、強かったからでしょうか?

T様:はい。池袋には10件近い行きつけのお店がありました。ここ要町は池袋西口まで徒歩15分くらいなので、池袋の街中で飲食をした後も、夜風に吹かれながら気持ちよく歩いて帰ることが出来る。二人の勤務先やずっと通っているボクシングジムへのアクセスも良くて、僕たちにはベストな土地だったんです。


—— エリアのこともあって、この物件を気に入ってくださったんですね。

T様:EcoDecoさんから紹介を受けて、物件を見て、L字型のバルコニーや明るい室内を見てすぐに気持ちが固まりました。結局、前の家から徒歩5分の、この家への引っ越しを決意しました。全く生活範囲が変わらなかったので、とても暮しやすいです。行きつけのお店も前と変わらずですよ。

リノベーションの黄金パターンに則って購入した古い内装のお部屋

▷洗面室はガラス張りにして、空間を広く感じさせる工夫を凝らした

—— 「室内は使い古された内装で、共用部は管理が行き届いている」というリノベーションの黄金パターンとも言うべき物件を購入されましたね。

T様:売主様はここに30年近くお住まいになり男の子を二人育てたとおっしゃっていましたが、相当使用感のある室内でしたよね。またエレベーターがないというマイナス点もありました。でも、周辺相場より低い価格など、バランスを見るとこの物件を買うべきだと感じました。リノベーション含めた全体の予算内に納めたいという希望にほぼしっくり来たのです。


—— すぐ裏に建つ大通り沿いの築2年のマンションが同じ広さで約2倍程度で売買されています。おおよそ半額で明るく静かな角部屋を手に入れられたT様の選択は賢いですね。今後年数を経ても大きく値を下げることが考えにくい、築30年程度の物件をお選び頂きました。

リノベの絶対条件 ビールサーバー・カウンター・小上がり

▷床はヘリンボーンに。奥に写るのは、ご主人が強く希望されていた小上がり。収納と兼ねられていて、実用性もある

ご主人:僕のやりたかったことは、三つ。ビールサーバーと、スペインバル風のカウンターと、こたつを置ける小上がりでした。全部やりたいことは叶いました。


—— 初めにご希望を伺ったとき、「スペイン風と和風を一緒のリビングに置いてしまっていいの!?」とちょっと驚きましたが、小上がりの和風が強調されていないから、それぞれが一緒の空間にあっても自然ですね。キッチンのカウンター、リビングのソファ、小上がりと居場所が三種類もあって、寛ぎ方、楽しみ方が自在なところがT様邸のポイントでしょうか。

沢山のやりたいこと 設計時に精査してもらって大正解!

玄関

▷廊下の壁は鏡面にし広がりを感じさせるテクニック

トイレ

▷トイレの壁はビタミンカラーで明るく!

奥様:私は、主人の三つの絶対条件には賛成でしたが、それ以外にもやりたいことが沢山ありました。結局採用されなかったこともその分、多いです。設計中は、希望をてんこもりにしたお家を手に入れたい、って考えていました。でも採用されなかったことを今になって思い返せば、「なぜあんなにこだわっていたんだろう」と思えることばかり。クライアントに迎合して意見を鵜呑みにするのではなくて、私たちにあった、本当に良い家をつくろうという姿勢で設計に取り組んでくださった建築家さんのお陰で、この家を手に入れることができたと思っています。


—— なるほど、採用されなかったご希望も多かったが、むしろ、それで良かったんだと満足して暮して頂けているのですね。ご希望をひとつひとつ拾い上げ、精査しながらプランに取り入れていくことも、建築家としての技量の見せ所ですね!

奥様:そうかもしれませんね。しっかりと芯をもって家づくりを進めてくれた建築家さんのお陰で、自分の家が図面上、模型上でカタチになっていく設計期間を、心から楽しむことが出来ました。施工期間も、現場が近所だったこともあり、飲みにいった帰りにふと立ち寄ったり。工事中に訪れた数は10を越えます。リノベーションプロジェクトを経験できて、本当に良かったです。

スペインバルT 週末を中心に営業中

▷スペインバルTは、毎週末開店中

—— このキッチンやカウンターはまるで飲食店みたいで、一度座ったら離れたくなくなってしまうような魅力を持っていますね。行きつけのお店へ行く回数は、減ったのではないですか?

ご主人:はい。ビアサーバーのお陰でビールの量は増えましたが、外食の回数は減りました。週末は僕が店主、妻がチーママで、二人で日中から営業していることが多いですよ。(笑)来客があることもあれば、二人でお酒を楽しんでいることもあります。毎週金曜日から日曜日の三日間で10Lのビア樽をあけているけれど、それでも外で飲むよりはお得!ビール党には、ビールサーバーの自宅への設置を本当にお勧めします。


—— あはは。お二人の豪快な飲みっぷりは素晴らしいですね。

ご主人:遊びにいらっしゃる方たちにもこのカウンターはとても好評です。約9時間もウチで飲んでいった友人もいます。友人を呼んで、お酒を飲みながら過ごす休日はこの家が与えてくれたもの。


奥様:格好良くて、快適で、欲しかった機能も揃っていて。そういう家で、主人とお酒を飲みながら楽しい時間を過ごせることが、何より嬉しいです。


—— 本日は、元気なお二人がこの家を思いっきり楽しんでくださっている様子を拝見することができました。お二人のご希望が上手に組み込まれて、とても居心地の良い空間になっていますね。これからも、大好きな街と一緒にこの家を賑やかに楽しく住みこなしていってくださったら、嬉しいです。本日はありがとうございました。また是非、飲みに伺いたいです!!(笑)

▷まさに、バーカウンター!

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