キッチン・ダイニングを部屋の
中心にして、家主じゃなく、
ゲストが主役の家を作る

「家主がキッチンに立っていて、椅子やソファに掛けたゲストがわいわい楽しんでいるというのが、いつものこの家のスタイルです。人々に楽しんでもらうための裏方的仕事に就いている僕らには、お客さんを喜ばせたいという気持ちがあって。だから、ゲストを呼ぶことを中心に据えた家づくりをしました。一人で過ごすのではなく、ゲストを迎える夜がこの家の本領を発抑をする時間です。」
部屋の仕切りが壁ではなく
ルーバーで一つの空間を広々楽しむ

「ルーバーで仕切られたこの家は扉を開け放った日本家屋の様に、大きな空間の中でとても風通しがよい。その気持ちよさを東京でも感じることができるということで、すんなり受け入れることができました。冬は空気の容積が大きい分ちょっと寒いけれど、部届の中ほどのベッドのスペースにもルーバー越しに朝からたっぷりの太l陽の光が入ってきて、目覚めもばっちり。太陽と窓の外の庭園の緑と共生しながらくらしています。」
部屋の仕切りがスクリーン
念願のホームシアターを実現 !

40m²というコンパクトな部屋でも、スクリーンを使わない時には 寝室も含めたワンルームとして広く使え、人が来た時は目隠しに も使えます。これは本当にやって正解でした。
コンパクトな寝室で、
その分共有スペースを広々と!

こうして住んでみると、寝室が小さくても不便なことはないですよ!家族共通のリビングなどの空間が広々しているので、寝室の『こもり感』を心地よくも感じます。
特徴的な波打つ天井は
隠して、魅せる

この天井は低めの梁や排気ダクトなどを隠しつつ、部屋の風景を 作ってくれています。照明も巧みに仕込まれているんですよ。天 井を上げるリノベーションが多いけれど、僕の家は天井を下げて、 空間を気持ちよく見せているんです。面白いでしょ (笑)
個室がないプランのわけ
それぞれが大人なら問題なし !

開放感を優先したワンフロアで大人3人が暮らせるのも、それ ぞれが独立した大人だからかもしれませんね。ちょっと一人にな りたいなーと思う事があればご近所には素敵なカフェやお店がた くさん。外出する場所には事欠きませんよ。