物件を読むコツ教えます

vol.10:室内設置の給湯器にご注意!

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vol.10:室内設置の給湯器にご注意!

EcoDecoで設計兼リノベーションコーディネーターを務めるokanoです。リノベーション向きの物件探しから設計までをトータルで担当しています。 みなさんが物件探しをするとき、必ず目にするマンション販売図面。EcoDecoのようにリノベーションを前提とした物件探しの専門仲介会社は、その販売図面から「リノベーションでできること」「できないこと」を読み解きながらご紹介しているんです。同じように、これからリノベーションをされる方にも読み解く力を身につけていただけたら!と思い、これから19回に渡って物件を読むコツを伝授していきます。


物件を読むコツ

物件を読むコツ教えます|EcoDecoスタッフblog
初めから読む方はこちらから。販売図面から読み解くリノベでできること・できないことをポイント毎に伝授。全19回です。今回は10回目です。

今回のテーマは「給湯器」

皆さんご存じのお湯をつくるあの機械ですが、中古マンションでリノベーションをする際、たまにネックになってくるのが室内に設置されている場合なのです。今の給湯器の主流は屋外設置となっていますよね。

それはなぜか?

なぜがというと、室内でガスを燃焼させることは危険が伴うからなのです。もしガスを燃焼させる際に十分な空気が得られなかったらガスは不完全燃焼となってしまいます。そうすると室内には一酸化炭素が充満してしまい、人命に関わる事故が起こってしまうかもしれません。という訳で、今は給湯器は屋外設置が基本です。


もちろん今でも室内設置型の給湯器は販売されていますし、室内設置型は「特定保守製品」という扱いで定期点検を受けるようになっていますので、ちゃんとメンテナンスしていれば危険は回避できるような制度が整えられています。

では、何が問題なのか!?

それは「追い炊き」ができないかもしれない!ということなのです。「追い焚き」って生活リズムが違う家庭では必須だったりしますよね。リノベーションの設計をする上で追い焚き機能付きの給湯器に交換したいという要望はあまり聞きません。なぜなら、みなさん給湯器を交換したら当然追い焚きできるようになると思っているから!まさに盲点なのです。(だからコツなのです)


物件を内見した際にこんな風に給湯器が室内に設置されている場合は本体にシールが貼ってあるので、そこに書かれた品番をメモしてメーカーに確認することをオススメします。


▷キッチンにあるタイプの給湯器


▷脱衣室にある大きな給湯器


給湯器から出ている管は「給気用」と「排気用」です。これが外壁まで延びていて、外壁には給排気口が設置されています。



↓こんな感じで。


中古のマンション見ているとよくあるケースなので、「またかぁ〜」程度なのですが…。一番良いのは、管理組合や管理会社に確認して、屋外設置に変更することです。その方が室内も有効活用できますし!

外壁に穴を空けることをNGにしているマンションがほとんどですが、排水勾配のようなコトは考えなくてよいので、既存の穴を上手く活用すれば割と簡単に屋外設置に変更できますよ!(工事申請でOKをもらう必要があります)

過去の事例としては…

【M様邸の場合】

洗面室に変更した部屋にある給気口を利用して屋外に設置

こんな感じで床下を配管

【U様邸の場合】

バルコニー側の壁にある給気口を利用して屋外に設置

こんな感じで梁に沿って配管

こんな感じでいろいろ解決策はありますが、内見時には要チェックです!

次回は…

物件を読むコツ11回目は「天井」。あまり意識をしない部分だと思うのですが、実は天井の仕上げには2種類あるということをご存知でしょうか?


vol.11:天井のいろいろ教えます!

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