物件を読むコツ教えます

vol.11:天井のいろいろ教えます!

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vol.11:天井のいろいろ教えます!

EcoDecoで設計兼リノベーションコーディネーターを務めるokanoです。リノベーション向きの物件探しから設計までをトータルで担当しています。 みなさんが物件探しをするとき、必ず目にするマンション販売図面。EcoDecoのようにリノベーションを前提とした物件探しの専門仲介会社は、その販売図面から「リノベーションでできること」「できないこと」を読み解きながらご紹介しているんです。同じように、これからリノベーションをされる方にも読み解く力を身につけていただけたら!と思い、これから19回に渡って物件を読むコツを伝授していきます。


物件を読むコツ

物件を読むコツ教えます|EcoDecoスタッフblog
初めから読む方はこちらから。販売図面から読み解くリノベでできること・できないことをポイント毎に伝授。全19回です。今回は11回目です。

今回のテーマは天井

先日新たに工事スタートした物件の解体後の現場に行ってきたのですが、解体後の表情って解体しないと分からないですよね。でも、ちょっとした知識があると解体しなくても解体後の表情がなんとなくイメージできるので、それについて書きたいと思います。


まず、皆さんに知っておいてもらいたいコトは「天井の仕上げには2種類ある」というコト!! それは「直天井」と「二重天井」と言われるものなのですが、何が違うのか!? 皆さんご存じでしょうか?「直天井」とは、コンクリートの天井面に直にクロスを貼ったりして仕上げている状態のこと。


「二重天井」とは、コンクリートの天井面に天井組みをして、少し下げたところに仕上げ面を設けている状態のこと。(天井組みはLGSと言われる軽量鉄骨組みや角材を使用した木組などがありますが、この骨組みにボードを貼って仕上げ面をつくり、電気線などを通す天井裏スペースを設けている状態です。)


下の現場画像を見てもらうと分かりやすいかと思います。


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※この物件の完成事例はコチラ

リノベーションホテルをイメージ 家を育てる自分らしい暮らし|リノベーション事例
U様邸@等々力。買い集めてきた好きな家具や雑貨に合わせて、ラフで味わいのある空間にリノベーション。U様が暮らしながら育て続けている家は雑多だけどまとまりのある空間に育っていました。U様にとってリノベーションは自分らしい暮らしのベストソリューションでした。

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※この物件の完成事例はコチラ

コーディネーターと二人三脚で見つけた暮らしやすい街|リノベーション事例
M様邸@小岩。土地勘がなかった小岩に購入した中古マンションをリノベーションし、育ち盛りで好奇心旺盛なお子様2人の子育てをしながら楽しくリノベーションライフを満喫していらっしゃいます。

こんな感じですね。

リノベーションの場合、この二重天井を解体してスケルトン状態とすることで、天井裏スペースがなくなり、その分天井高さがアップするということになるのです!


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団地リノベーション!休日は家でボルダリング アウトドアを楽しむ家|リノベーション事例
N様邸@清澄白河。暮らしに対する想いが似ているN様ご夫婦が自分らしく暮らすために選んだリノベーション。玄関から左右振り分けの間取りのため、常に行き来するエントランスは単なる通路ではなく、ボルダリングや登山を楽しむ大切な趣味の空間となりました。

物件によって違いはありますが、約10cm〜15cmくらい高くなるケースが多いですね。(「N様邸@清澄白河」の物件も天井をスケルトンにすることで14cmアップしました!)

ちょっと余談ですが、先ほどの画像中に「断熱材」と書きましたが、最上階の部屋の場合、上は屋上となりますので、天井を解体すると断熱材が出てくるケースがほとんどです。(外断熱している場合は別ですが)

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一度は都心に住みたい 南青山リノベーション|リノベーション事例
K様邸@南青山。インテリアデザインに関わるお仕事をされているK様が思い描いた住まいは、ご友人から「生活感がない」と言われるくらいとてもすっきりとしたもの。でもそんな見た目とは裏腹に、タイルの割り付けやキッチン、ドアノブなど毎日何気なく目にする細かな部分にこそ、実はかなりこだわってリノベーションされました。

このような場合はスケルトンのままにすることは難しいので、解体後に新たに天井組みをして二重天井を新設する必要があります。ですので、スケルトンで天井を高くしたい!!という方は最上階物件は避けた方がいいですよ。


では、ここからが本題です! 今回解体後の現場を見てきた物件ですが、もともとの状態(リノベ前)はリビングの横に和室がある物件だったのです。それをリノベーションで和室をなくして広々リビング空間にする計画です。


平面で説明すると…


これが…


こんな感じです。


リノベ前の室内の様子はこんな感じでした。そして、ポイントは「リビング側は直天井」「和室は二重天井」ということです。


直天井の場合、先ほどの画像からも分かりますが、直接クロスを貼っているので面をフラットにするためにモルタルで薄塗りがされています。逆に、二重天井の場合は躯体の下に仕上げ面を設けるので、コンクリートはそのままです。今回のプロジェクトの場合、この直天井のエリアと二重天井のエリアが1つの空間として計画されたため、2つの異なる躯体天井面が出現し、混在するということになるのです。


解体後の様子はどうだったかと言いますと…


こんな感じでした。 二重天井だったリビング側の画像なので、フラットな天井が見えますが、手前側はもともと二重天井の和室だったので、ちょっとザラザラした感じになってるのが分かるかと思います。


見上げてみると、、こんな感じなのです。


▽接写した様子

もともと2つの異なる空間だったという歴史が残っている状態ですね。これもリノベの醍醐味!!これをどう活かすか!というコトを考えるのもまた楽しいですね〜♪ 実際にその空間にいるとそんなに違和感ないですが、気になるなぁ〜という方はこれもまたチェックポイントとして知っておいてもらえると良いのでは!?と思います。

いかがでしたか?

こんな風に、ちょっとしたコツを知ることで、販売図面からリノベーションの可能性を読み解くことができるんです!
次回は、目線を下にして…床に関してレクチャーします。

▷vol.12:床のいろいろ教えます!

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