絶対に知っておきたい！中古マンション購入の基礎知識

初めての中古マンション購入　内見時に注意したい7つのこと

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「この物件、なんだかいい感じ！」

中古マンションの内見で、そんな風に直感でビビッとくること、ありますよね。EcoDecoでも、これまでたくさんのお客様をご案内してきましたが、リビングのドアを開けた瞬間に「ここに住みたい！」と目を輝かせる方を何人も見てきました。それって、とっても素敵なこと。でも、さすがにフィーリングだけでハンコを押してしまうのは、少しだけ危険かもしれません。

「一点もの」だからこそ、準備が９割！

「不動産屋さんって、なんだか急かしてくるから苦手…」なんて声も耳にしますが、これ、あながち嘘じゃないんです。特に都心や人気エリアの素敵な物件は、本当に早い者勝ち。内見したその日に申し込みをしないと、タッチの差で他の人に決まってしまう…なんて日常茶飯事なのです。

だからこそ、お伝えしたいんです。「物件選びは、内見に行ってからがスタートじゃない。内見前の準備段階から始まっている」ということを。事前にしっかり情報を集めて自分なりの判断基準を持っていれば、いざ「これだ！」という物件に出会った時に、自信を持ってスピーディーに決断できるんです。

じゃあ、具体的に何を準備すればいいの？

今回は、皆さんが後悔しない中古マンション選びができるように、プロの視点から「内見の極意」をこっそりお教えしますね。

《内見前》に押さえるべき３つの必須チェック

まずは、お部屋を見る前に、書類で確認できることから始めましょう。ここを疎かにすると、後で「こんなはずじゃなかった…」なんてことになりかねませんから。

1. マンションの健康診断書！「管理状況」をチェック

中古マンションで気になるのは、やっぱり築年数ですよね。でも、年を重ねていても、きちんと手入れされているマンションは資産価値が落ちにくく、むしろ味わいが増していることも。その「手入れ」の状況を知るための最重要書類が「長期修繕計画書」と「修繕履歴」です。人間でいう「健康診断書」のようなものです。

これらの情報は、仲介してくれる不動産会社経由で必ず手に入ります。内見を申し込む段階で、「このあたりの書類、先に見せてもらえませんか？」と伝えてみてください。不動産仲介担当者が、快く対応してくれるはずですよ。

2. 理想の暮らしは実現可能？「管理規約」をチェック

管理規約は、そのマンションで快適に暮らすための「独自のルールブック」。これが意外とクセモノなんです。

などなど、暮らしのことからリノベーションに関わることまで、細かく決められています。「せっかくリノベーションするなら、床は無垢フローリングにしたかったのに、規約でフローリングが禁止されていた…」なんて、悲しすぎますよね。ご自身の理想のライフスタイルが実現可能か、事前にしっかり確認しておきましょう。

3. これからの安心を買う。「ハザードマップ」をチェック

素敵なリノベーションをしても、安心して暮らせなければ意味がありません。必ず、そのエリアのハザードマップを確認しましょう。

2020年から、不動産取引の際には水害ハザードマップの説明が義務付けられましたが、あくまで「水害」のみ。ご自身で「洪水」「土砂災害」「地盤の揺れやすさ」などもしっかりチェックすることが大切です。自治体のウェブサイトや「ハザードマップポータルサイト」で誰でも簡単に見ることができますよ。

《内見当日》に見るべき４つのリアル

さあ、事前準備はバッチリですね。いよいよ、実際の物件を見に行きましょう！内見では、図面や書類だけでは分からない「リアル」な部分を五感で感じ取ることが重要です。

4. マンションの素顔が見える！「共用部分」をチェック

内見はお部屋の中だけではなく、マンションの共用部を含めて確認しましょう。

共用部分は、そこに住む人たちの暮らしへの意識が表れる「鏡」のような場所。「なんだか荒れてるな…」と感じたら、少し注意が必要かもしれません。管理人さんがいれば、挨拶がてらマンションの様子を聞いてみるのもおすすめです。

5. 毎日のことだから。「周辺環境」を肌で感じる

内見は、ぜひご自身の足で、電車やバスを乗り継いで行ってみてください。不動産会社の車で物件の目の前まで送ってもらうのは楽だけど、それだと街の本当の姿は見えてきません。

自分の足で歩いてみると、「地図で見るより意外と距離があるな」「このパン屋さん、美味しそう！」なんて、たくさんの発見があるはず。その街に住む自分をリアルに想像しながら歩いてみてくださいね。

6. いよいよ本丸！「室内」のコンディションをチェック

いよいよお部屋の中へ。データや条件も大切ですが、最終的には「なんだか心地いい」という感覚が、あなたの背中を押してくれるはずです。

7. 《リノベ派必見》変えられないのはどこ？

「フルリノベーションするから、内装の古さは気にしない！」というあなた。その通り！ボロボロに見えるお部屋ほど、お宝。

そんなあなたが内見で見るべきは、ただ一つ。「リノベーションでは、変えられない部分」です。

具体的には、窓の位置や大きさ、構造上どうしても動かせない壁（コンクリートの壁など）、天井の高さ、そして配管スペース（PS）の位置などですが…正直なところ、これを初めての方が判断するのは至難の業ですよね。

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ここまで読んで、「チェック項目が多すぎて、自分にできるか不安…」と感じた方もいるかもしれません。
でも、ご安心ください。そんなあなたのために、私たちプロがいるんです。

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