物件を読むコツ教えます

vol.3:トイレの位置変更は難しい、、、なぜか?

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vol.3:トイレの位置変更は難しい、、、なぜか?

EcoDecoで設計兼リノベーションコーディネーターを務めるokanoです。リノベーション向きの物件探しから設計までをトータルで担当しています。 みなさんが物件探しをするとき、必ず目にするマンション販売図面。EcoDecoのようにリノベーションを前提とした物件探しの専門仲介会社は、その販売図面から「リノベーションでできること」「できないこと」を読み解きながらご紹介しているんです。同じように、これからリノベーションをされる方にも読み解く力を身につけていただけたら!と思い、19回に渡って物件を読むコツを伝授していきます。今回は3回目です。


物件を読むコツ

物件を読むコツ教えます|EcoDecoスタッフblog
初めから読む方はこちらから。販売図面から読み解くリノベでできること・できないことをポイント毎に伝授。全19回です。

排水管なら、何でも同じ?

今回も配管のお話しです。 「トイレ」についてですが、トイレの位置変更はなかなか難しいです。 なぜか?


先に結論を述べますが、トイレの排水はキッチンやお風呂と違って「汚水」になります。なので前回のブログで書いたように排水管の 入れ替えができません。また、通常、排水は縦管から離してもちゃんと勾配を確保していれば特に問題はありませんが、リノベーションで設計するトイレの場合、(古いマンションの場合)排水が「床上(壁排水)」のケースが多いので、排水勾配を取るとトイレの床をすごく高い位置に設定しなくてはならなくなってしまことも、、、 それに、縦管までの横管を長くするとウ◎チが流れずに溜まってしまうこともあるので要注意です。(まぁ〜水を流す度に流れていきますが、、、)


そんな訳で内見時にトイレの位置チェックも重要です。皆さん注目して見て下さい!!

トイレをどう動かす?

では、今回も前回と同じM様のリノベーション事例を例にして、もう少しトイレのレイアウトに関して書きたいと思います。

空間を纏う:引渡後のM様邸にお邪魔してきました!

空間を纏う:引渡後のM様邸にお邪魔してきました!|EcoDecoスタッフblog
住空間はその人自身を表現する場であるはず。そんなことを「空間を纏う」をテーマに設計の立場から綴ってみました。

前回の記事でもプランを載せていましたが、トイレはキッチンの横にPSを挟んで反対側にレイアウトしています。


このレイアウトはキッチンとトイレの周りをグルッと回れて、奥のスペースをパントリーとして使用することを考えてレイアウトしました。廊下から楽屋裏に入るイメージです。その裏通路からトイレにアクセスする印象にしたので、リビングと扉なしでつながっていてもその存在が気になりません!!(リビングからの眺めはコチラのブログ画像を見て下さい)

廊下からの見え方は↓こんな感じです。


この物件ですが、リノベ前のレイアウトがどうなっていたかといいますと、、、



便器の向きが上向きになってました。 そして、トイレの中をみると販売図面には載ってない柱のような形をした出っ張りが!!




便器の上から覗き込むと↑こうでした。


販売図面には載っていませんでしたが、トイレの隅にしっかりとPSがあるのを確認。まぁ〜当然なんですが…。販売図面に載ってない重要な事はいっぱいありますので、これもまた「物件を読むコツ」ですね。EcoDecoのコーディネーター達はみんなこんな知識を持って内見の案内をしてますからご安心を!!


このエリアを解体した状況が↑こちらになりますが、しっかり共用の縦管が出てきました。

区分はこうなります。 (これは「物件を読むコツ教えます-vol.1:解体して見えるものを予測するVol.1でも書いた内容です)

物件を読むコツ

物件を読むコツ教えます-vol.1:解体して見えるものを予測する
初めから読む方はこちらから。販売図面から読み解くリノベでできること・できないことをポイント毎に伝授。全19回です。


ここでポイントなのは「接続の向き」です!共用部は横にちょっと出ている所までになるので、リノベーションの工事ではこの向きは変えられません。なので、図面でレイアウトできるのは、上向き、左向き、下向きの3パターンになります。


右向き(キッチン側)にはトイレをもってこれないので皆さんがレイアウトを考える時にはご注意下さいね。 そのような前提条件をふまえつつ、M様邸@西葛西は回廊タイプのトイレとなった訳です。 リノベーションではどうしても変更できないコトがいくつかありますので、些細なことでも早めにコーディネーターに相談してくださいね。(よろしくお願いします。) で、結果 ↓こうなりました!


トイレ
トイレ

*画像をクリックしていただくと、M様邸のリノベーション事例インタビュー記事にリンクしています。

いかがでしたか?

今回も、ちょっとしたコツを知ることで、販売図面からリノベーションの可能性を読み解く力を身につけていただけましたか? 次回は、

「vol.4:キッチンは排水と排気が決め手(その1)」と題して、キッチンの排水と排気についてレクチャーします。

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