#010.マンションで二世帯住宅を実現させたい【販売終了】

すぐ近くに鴻巣山や野間大池など自然が豊かな環境に囲まれていて、お散歩やお子さんが遊べる場所が多くあります。坂が多いので車があった方が良いですが、大池通りにはお店もたくさんあるので生活の利便性もいいところです。野間大池そばにはパセオというショッピングセンターがあり、マンションの近所にはサイラーという人気のパン屋さんもあります。

親世帯と子世帯の関係性は様々でしょうから、どこまで共有して、どこから分けるか、またお互いの生活リズムや気にするポイントなどをしっかりと棚おろしすることが大事だと思います。

今回の場合はマンションなので、戸建てと違い玄関を分けたり水回りを全て各世帯ごとに設けるのは難しいですが、共有するエリアと世帯ごとのエリアをゾーニング分けして親エリアと子エリアの間に共有エリアを配置することで、適度な距離感を確保しつつ、コミュニケーションも取りやすいプランにできますよ。

管理規約や設備配管上の問題をクリアできれば、増設することも可能です。位置を離すとその分排水勾配を確保するために床が上がってしまうので、その点は注意が必要ですね。

将来的な介護のことはもちろんですが、今でもトイレを２箇所設けられたら、トイレの混雑が緩和されますし、別の家族が寝てる時間にトイレに行く時など余計な気を使わなくてよくなりますね。考えてみます。

できましたよー！今回の場合は、玄関から入って北側にお母さんのエリア、廊下を曲がって東側に子世帯のエリア、西側に共用の水回りエリア、南側にLDKを配置してみました。

お母さんの個室は広めに取ることで、寝室兼リビングとして日中も快適に過ごせるように考えました。ここにテレビやソファがあれば、子世帯がリビングでくつろいでいても、気を遣わず各々過ごすこともできます。お庭に面しているので、植物を育てたり日光浴をしながら読書したり気持ちよく過ごせそうです。 リビングとダイニングの間には畳の小上がりを作って、娘さんがおもちゃを広げて遊んだりお昼寝をしたりしてもいいと思います。

あと補足として…今回真ん中に防火扉があるのですが、100㎡超えのお部屋で100㎡以下になるよう防火区画のためかと思います。法規上は下地と仕上げを準不燃以上にすれば200㎡以下の防火区画でいいので、この住戸内で防火区画しなくてよくなります。そのため、防火扉はプラン上は削除してます。