コンパクトに暮らす

間仕切り壁は無限大!?
リノベーションで作る魅力的な壁5選!

壁とは、家の周囲や内部の仕切るものですが、その「仕切る」だけの機能に意識が向きがちになっていませんか?素材や形状を見直したり、その部屋のイメージを膨らませると、壁もあなたのライフスタイルをデザインする大事な役割を果たしてくれる存在になります。

1.透け感のある素材を使って、明るい玄関に!

マンションの玄関は、部屋に囲まれていることが多く窓がないため、どうしても暗くなりがち。でも、空間を広くして、透け感のある素材(ポリカーボネート)を壁材に使うと、暗くなりがちな玄関を明るくすることができます。

玄関以外にもこんな場所に使う方も。空間を仕切っているのに閉塞感がありません。縦長だったり、あまり広くない空間を仕切る必要があるときには、「光が取り込めるけれども見えすぎない」素材が有効です。全てが壁だと狭く感じてしまいますが、奥行きを感じさせると広く感じるという効果があります。

2.スクリーンやブラインドで間仕切り

スクリーンやブラインドも、カーテンのように窓際に付けるだけではモッタイナイですよ。開放感がほしい時には上げて、目隠しがほしい時には下げて、と限られた空間を必要に応じて演出することができるので、ぜひ壁代わりに活用していただきたいアイテムです。

例えばこちらのオーナー様は、大胆にも浴室と寝室の間仕切りにスクリーンを採用し、開放的な浴室を楽しんでおられます。リノベーション後、玄関とリビングの間にもスクリーンを入れられたとか。家の中をスクリーンで間仕切る暮らし方、気に入っていただいているようです。

こちらのオーナー様は、寝室はあえて個室にせず、ブラインドで間仕切りすることで、空間に広がりが出ています。上げ下げ自在の間仕切りとしては、スクリーンと似ていますが、このお宅の場合は木をふんだんに使っているお家なので、木製ブラインドを採用しました。

3.家の中全てがルーバー間仕切壁

旧古河庭園に隣接し、窓からもその緑が見える「環境」がこの物件の一番のお気に入りというオーナー様。「ぜひこれを活かした設計を」というご要望に、弊社のパートナー建築家の中でも「環境の良さを引き出す」設計を得意とする中谷さんをおつなぎしました。

中谷さんのいくつかの提案の中からオーナー様が魅力を感じたのが、大きなワンルーム空間にルーバーの間仕切り壁を挿入し、個性的な雰囲気を作り上げていた今のお部屋。

「扉を開け放せば大きな空間が表れ、とても風通しがいい昔からの日本家屋みたい。私の実家がそういう造りなのですが、その気持ちよさを東京でも感じることができるのがうれしいです」とオーナー様。

もうひとつ、このルーバーの家を参考にして作ったのが、こちらの茗荷谷の女性のお家です。南国のリゾートをイメージしたインテリアの演出に、ルーバー壁が一役買っています。

4.趣味と実益を兼ねた壁 part1 「特注大型スクリーン」

「これは本当にやって正解でした。大満足です」とオーナー様。家にホームシアターがあるという暮らしにずっと憧れていたものの、40㎡というコンパクトな部屋では無理だろうと、半ばあきらめていたそう。

その声を聞き、弊社スタッフが考えに考え抜いて生まれたアイディアが「特注大型スクリーン」。スクリーンを使わない時には寝室も含めたワンルームとして広く使え、人が来た時は目隠しにもなります。

もちろん、ホームシアターとしても、映画を観るだけでなく、スマホの画面を投影したり、YouTubeを流してカラオケを楽しんだりと、フル活用されているご様子です。

5.趣味と実益を兼ねた壁part2「ボルダリングの壁」

ご主人様がボルダリングをされています。そう、これも家の中の壁。エントランスは、ご夫婦の共通の趣味であるアウトドアを収納する場所=「ガレージ」がキーワード。

そこから生まれたアイディアの1つがこのボルダリング。色鮮やかな登山グッズとボルダリングのホールドの愛称も抜群で玄関先にポップな雰囲気を醸し出しています。

「単なる玄関ではない素敵な空間になって、さらにボルダリングもできる!最高です」とご主人様。とても気に入っていただいているようで、折に触れてこの写真のように気軽にひょいっとご自宅の壁を上っておられるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?リノベーションにおいてお部屋の間仕切りは悩まれる点ですが、ただ間仕切り壁が立てるだけではなくて、ルーバーやスクリーンといったアイディアでお部屋を広くみせつつ間仕切りができるんですよ。

Share:

リノベーション相談室

不動産探しから施工まで、リノベーションに関するあらゆるご相談に、幅広くお答えします。リノベーションコーディネーターが無料個別相談会を行っていますので、お気軽にご予約下さい。まずは、じっくりとお話ししてみませんか。

ご予約はこちらから