#013.SOHOスタイルの理想形ができたかも！【販売終了】

窓から離れた位置にしても換気や採光を取り入れる方法はいろいろありますよ。
①室内窓を設ける
②間仕切りを、腰壁・ルーバー・家具・全開できる引戸・カーテンなどにして必要に応じて開け閉めする

③換気扇を設けて機械換気を行う
今回の場合は、リビングと寝室の間に②の方法を取り入れるのがよさそうだと思います。1.2m程度の棚で仕切ることで、ベッドの丸見えは遮りつつ、目線の高さは抜けているので空間を広く感じ、さらに収納量もアップさせてお部屋をスッキリしやすくなります。あと、床材で空間の切り替えするということも提案したいですね。リビングはフローリング、寝室はカーペットと床を張り替えれば、ホテルライクな雰囲気を出せます。

できましたよ！それぞれ解説していきますね。まず、来客のあるワークルームは玄関側に配置しました。トイレとゲスト用の手洗いを玄関側にまとめることで、LDKに入る入口まではワークスペース、そこから中はプライベート空間と切り分けがしやすいようにしています。この入口は、ガラス引き戸に乳半のフィルムを貼ることで、窓が全くない玄関側に光を取り入れつつプライバシーを確保できますよ。使い方はこの事例と同じですね。

廊下とワークスペースの間に両面のベンチを設けて背もたれで区切ることで玄関もワークスペースも空間が広く感じられると思います。ベンチの下に靴など収納スペースを取ることもできますし、背もたれの上に植物やオブジェを置いたりして遊んでも楽しそうですね。

ワークスペースとキッチンは裏動線で繋げて、お茶出しや休憩の際に行き来がしやすいように考えました。キッチンとダイニングテーブルを並べることでその分リビングを広々とした空間にしています。

ありがとうございます。次に移りますね、バルコニーがないことをデメリットとして捉えておられるようだったのですが、実際のところ人によってはほとんど使うことがなくって、ただ時々掃除の手間があるだけ、みたいな場合もありますよね。

室内干し派だったら尚更使う機会が減るので、その場合はバルコニーがコンパクトなことがそこまでデメリットではないかなと。今回は、窓2箇所の手前に天井吊りのバーを配置するのはどうでしょうか？洗濯を干すだけでなく、植物を吊るしたり、懸垂をしたりなど。黒のアイアンで何も吊るしてなくてもカッコ良いバーにしたり、脱着や上げ下げができるタイプで使わないときは目立たなくさせたり、色んなタイプがありますよ。WTCの通路天井にもつけておけば、来客時に干しっぱなしでも隠せます。 リビングと窓の間(元々広縁だったところ)にはリクライニングチェアやハンモックを置いて、植物に囲まれたまどろみ空間にしてみてはいかがでしょうか〜。

イメージとしてはこのような感じです。