「家づくりの困った」を解決できるようなアイデア集シリーズ。今回は「本棚」です。
一度は憧れる「壁一面の本棚」。さして本がない筆者でも、このキーワードには惹かれるものがあります。本棚とひとことで言っても、EcoDeco(エコデコ)のお客様の事例では単に本を収納するための棚ではないんです。家の中心になったり、間仕切りになったり、繋がりながらひとりになれる居場所だったりと様々です。
今回は、本好きな方やインテリア好きな方におすすめしたい7つのパターン、12の例を挙げてご紹介します。
こだわりのフルオーダーでつくったリビングの壁一面、天井までの本棚をつくった事例を2つご紹介します。
通路を"通るだけのもったいない場所"から収納&ディスプレイをする楽しいギャラリーに変化させた事例です。愛猫3匹と暮らしていらっしゃるので、キャットウォークの役割もになっているんだそう。
マンションの場合は、玄関ドアがあるのは北側など採光条件がよくない位置にあることが多いので、日焼けをさせたくない蔵書場所としては相性がいいんです。玄関ホールを広げてライブラリースペースを作った事例をご紹介します。
上でご紹介した事例とも繋がるパターンをご紹介します。キッチンと廊下(玄関)の間に、ちょっとこもって一人になれる書庫を作ったEcoDecoの設計士の自宅事例です。
▷マンションリノベで書庫(ライブラリー)を作る場合、限られた平米数の中で書庫のためだけの場所を確保 できることは稀。岡野の家は玄関側とキッチンを繋ぐ位置にライブラリーを設けました。本がないご家庭であればパントリーにされるでしょうね。岡野家では、「パントリーが必要なほど保存していない」と思い至って、このような窪みにこもれる書庫ができました
個室を作るほどでもないけれど、空間を仕切りたい場合、間仕切りを兼ねた本棚を作るというアイデアも。ちなみにEcoDecoのオフィスではMUJIの本棚を使って間仕切りをしています。
では、ワンルームのようなコンパクトなお部屋の場合、どんな本棚の作り方があるのでしょう?答えのひとつが壁の上の方だけに本棚を作るというアイデアです。
テキスト
設計事務所がつくったmargherita(マルゲリータ)の棚をご存知でしょうか。決められたグリットの棚を組み合わせることで自分サイズの壁一面の本棚を作ることができるものです。造作と比較するとコスパがいいので、素材やサイズが合うようでしたら、この製品はおすすめですよ。実際に使っている2事例をご紹介します。
もっとお安くしたい方のために最後にご紹介するのは、言わずと知れたコスパとデザイン性に富んだIKEAの本棚を活用した事例。
7つのパターン、12の例を挙げてご紹介いたしました。好みのデザインや素材、ライフスタイルに合った本棚に出会うきっかけになれば幸いです。EcoDecoではこれまでのリノベーション事例をPick Upしながら、こども部屋やワークスペース、洗面台など家の中の一部をまとめて「家づくりの困った」を解決できるようなアイデア集をつくっています。併せて、ぜひご覧ください。
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